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知能の身体性モデル 『007、人工知能のお話』より
+知能の身体性モデル
小鳥谷くんの分野。なんかな?
鶏と卵の話。
体と心のどっちが先かという話であれば、まぁ、間違いなく体が先なわけだけど。
んじゃあ、体の素材を選択した時点で心が生えるかどうか決まったんかな?
というところを考えたり、将来的には実証したりする。
ゲームっぽく言うとスキルツリーっぽい。
そのスタートとその進化の方向性の先に『知能』というスキルはあるのかな、ないのかな?
というのを早めに診断しちゃおうぜ、という分野である。
炭素生物はいいけど、珪素生物は駄目、とか。
細胞膜はいいけど、細胞壁のスキルを取ると知能は取れなくなるよ、とか。
そういうのの上で、んじゃ、人工知能作る時にどういうところ気をつけましょうね、みたいなことを考える。もうちょっとふんわり言うと、シリコン上の計算素子で出来るのか、有機コンピュータとかみたいなのを実現しないと無理なんかな、とかそのへんを考えるのがお仕事。
※このものがたりはフィクションです。