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魔法の杖 『あらすじ』より

ちょっと順番が錯綜したので入れ替えました。

+魔法の杖


 魔法使いの装備品、というイメージのある武器。

 魔術の補助、魔術の強化、懐に入り込まれた時の最後の手段。

 インスタントに魔術を発動させるために彫刻に象徴を埋め込んだりもする。


 本作で作ろうとする杖は、イメージ的にはケリュケイオンとかアスクレピオスの杖とかというよりも、魔法少女のステッキとかに近い。


 しかも、いわゆる、『しゃべる杖』。


 求めて答えるだけじゃなくて、予測してカバーしてフォローして、というところまでできる杖があれば、魔法使いの教育も簡単になるのでは、という思想。


 あるいは、宝石使い以外にも宝石の使い勝手を、という感じ。


 杖職人とかもいるし、杖工房とかもあるんだろうな、と。

 たぶん、歴史的にはそれぞれの流派とか家系ごとに杖の作り方が伝わっていて、秘伝になっていたけど、杖づくりを専門にしていたところが質もいいものを作り出したので、細かな秘伝が消えていった感じ。

 デリカッセンが増えたので家庭ごとの独特な技法が失伝するのと似た流れ。


 さらに、レトルト・インスタント食品・冷食、そして、外食にデリカッセンを駆逐することもあるのかも。


 漢字的には木偏だけど、木の杖じゃなくて金属の杖ももちろんある。

 効果的には杖であるなら、刀剣類でも杖に分類されることも。

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