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月ステーションでの入国準備

練習用に書いてますので、本文などは変更します。

私がその空港に降り立つと、入国管理員が待ち受けていた。


「ようこそ、MⅢΛ3ε第六Ψ異空港へ」

人好きのする笑みを浮かべた彼の後についっていった。


今回、私は地球に用事があり、ここを訪れた。

仕事半分、プライベート半分といったところだ。

地球での仕事は正直あまり興味がなくつまらなく感じるが

この空港がある「月」と呼ばれるステーションは興味深い。


新しい何かを体験させてくれるのかと思うと、ワクワクする。


「それでは、これを身に着けてください」


彼に案内された一室で、腕にリストバンドをつける。

黒い大きな宝石がついたシンプルなもので、装着すると私の腕と一体化する。

これで不用意に外れることはない。


そして、このリストバンドをつけると自分の心身に変化が生じる。

体が若干重く感じ、いままで見えていなかったものが見えるようになる。

私の存在準位、エネルギーの振動速度が落ちる。

それに伴いエネルギーの比重や比率が変わり、日常とは異なる感覚に襲われる。


「ふむ、やはり面白いものだな」

「ここでは特に反応が顕著ですからね」


つまり、いまの私は「制限」された状態だ。このリストバンドによって。


なぜなら ー そうしないと地球を滅ぼしかねないからだ。


「あなたの光輝体は、特に異質でエネルギー値が高いですからなあ」

笑みを崩さぬままにその男は言う。


◆ ◆ ◆


我々は「人間」種族が言うところの「宇宙人」である。


ただし、我々は人間の肉眼で見ることは出来ない。

そこは地球の人間たちが勘違いをしている部分だ。


我々の肉体は、人間の言うところの幽霊みたいなもの。

物質ではなく、空気や霧のようなものだ。

仙人や幽霊、妖精みたいなものとも言える。


そんな我々は、地球人が知らないうちに色々なことをしているのだが

一番地球に近い拠点が、ここ「月ステーション」のため、ここに集まることが多い。


我々宇宙人ー 宇宙の知的生命体がステーション内にあるハブ空港(MⅢΛ3ε第六Ψ)に乗り入れると

彼のような入国管理員が迎えて必要な応対をする。


我々のような宇宙生命体は、非常に高いエネルギーを持っている。

このエネルギーは「物質」で構成されている地球や人間を容易く傷つける。

特に私は、この銀河系由来の存在ではない。

異なる銀河の存在は、そもそも自分を構成するエネルギーの法則が違う。


宇宙存在同士なら問題ないが、「物質」という固く非可逆的な法則で構成されている地球にとっては毒と等しい。


制限のない私に、地球の人間が触れれば…簡単に精神や人格が崩壊する。肉体の一部も損傷するだろう。


生命としても社会的にも生きることが難しくなるのだ。


そんな我々が、地球にほど近い月ステーションに集うと、多少距離はあったとしても人間や地球に悪影響を与えてしまう。


昔、とある宇宙存在がやらかして、地球にバッサリと傷つけてしまった。

地球が割れそうになるほどの傷だ。


その時の地球は、多くの宇宙存在がかけつけ時間や空間に介入し、なんとか「なかった」ことにした。


それ以来、地球に関わる仕事をする存在は、自分の肉体エネルギー「光輝体」を制限することに特に注意を払っている。


入国管理員は、地球の安全を守ることを希望した宇宙存在たちで構成されている。

それは人間たちから「宇宙連合」と呼ばれることもあるようだが。



こうして私は、まずは月ステーションにはいる前の準備の第一ステップを終えた。


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