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妖魔と共に見る景色  作者: てぃたいむ
第1章 ムネーモシュネー
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だっ、だだだ、誰?

とある事情があって猫を拾ってきた。

何も考えずに


どうしよう?

食事代やらなんやらとたくさんお金が必要なのだ。


私は高校生だから使えるお金には限りがあるし、

勉強に割く時間があるためあまり時間は取れない。


ひたすら迷った。

迷い続けて迷い続けて、

考えた結果寝ることにした。


もう寝よう、

細かいことは明日考えよう。


私は考えることを放棄して眠りについた。



目が覚める。

それは普通の朝みたいにゆっくりと目が覚めたわけではなく、

突然目が覚めた。

だって、、、


「あ、目が覚めましたか。おはとうございます。今朝ご飯の準備をしているので少し待ってください」


知らない女の子しかも猫耳で尻尾が生えている女の子がアパートの私の部屋のキッチンで料理をしていたからだ。


〜〜〜


今日いただくのは焼き鮭にお味噌汁という日本では有名な献立です。

と、その前に気になっていることがある。


「あなただれ?」

「え!?もう忘れたんですか!?薄情な方ですね。昨日拾って貰った猫ですよ」


…色々つっこみたいけどとりあえず一つ言わせてもらうわ。

猫は人型にならない!

猫は人の言葉を話さない!

猫は料理をつくらない!

3つ言ってしまいました

失敬失敬。


「あなた普通の猫ではないと思うのだけども、、、」

「はい。妖魔ですから」


妖魔ってなんだよ!

と思った時、彼女は思考を読んだかのように、

「妖魔とは、人間界とは違う世界、冥界という所に住んでいる住民のことです」

と言った。


つまり?人間じゃないってこと?まあそれはわかってたけど、、、

なんか怖いな。


「それよりも、ご飯が冷めてしまうのでいただいてください」


私の悩みなんか気にする余地もない太陽のような笑顔で彼女が言った。


「わかった。いただくわ」

「はい。どうぞ」


恐る恐る焼き鮭に箸をつける、

それを口に入れた。


「!?」

「どうですか?」

「お、、、美味しい!!」


火の通し具合も味の濃さも完璧で、

料亭で出てきてもおかしくないような味だった。


彼女の方を見ると、

「それは良かったです」

と言い笑っていた。


この猫何者だ?

そんな疑問もこの後の話によってどうでも良くなるのであった。

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