第七十九話 第一関門①
周りに何チームか人がいる。一人の男の子が、看板を見つけた見たいで、そこにいくと、
”ここにいる魔獣を全部倒せ。”と書いてあった。眼の前には森。そういうことか、運というのはどこのチームと一緒になるかわからない。難易度もランダム。
中々運も必要になってくるとは本当のようだ。
各自、別々行動するようで、みんな入っていく。
すると、「ファリナちゃん!」そう言われた。
「フローラちゃん?」振り向くと、フローラちゃんのチーム。
「一緒になったみたいだね。」
「一緒に行動しようか?」
と四人で行動することになった。
フローラちゃんは水属性。
相方の女の子はシャルちゃんといい、土魔法。
私は風属性。
ステファニーちゃんは火属性。
たくさんの魔獣が出てきたが、みんな属性が違うおかげで、なんとか倒せた。
シャルちゃんとステファニーちゃんはクラスは違うが、ふたりとも魔法のクラスは同じで顔見知りであったようでふたりとも仲良くなっていた。
何時間立っただろうか。近くの魔獣は倒し終わっただろうというときに、嫌な音がした。
後ろを振り向くと、、、、。
大きなドラゴンが佇んでいた。
この魔獣はファームドラゴンといい、この魔獣の嫌なところは、
”苦手属性がない”ということ。
また、魔法をうってくるのだが、それもその魔獣によって異なるし、
魔法は四属性どれでも打っていける。
最悪で、長期戦が予想される。
最悪なのに当たってしまったと思った。
できるだけ遠距離戦にしようと思い、動けない三人を浮遊魔法で空中に飛ばす。
「あれって?」
「めんどくさいやつで、どちらかというと、耐久戦。」
「耐久戦?」
「苦手魔法がなくて、ほとんど耐性があるの。」
「最悪だね。」
「そうだね。嫌な奴引いたね。」
年上である私達が、前に出る。
フローラちゃんが、ーウォータースプリングーと言って魔法を使う。
当たるが、相手はそれを相殺する氷魔法を出してきた。
この魔獣に遭遇したことはあるが、氷魔法を使っているのは見たことがない。
「すごいな〜あの魔法。」というと、
フローラちゃんに
「感激してないの!やばいんだよ!死ぬよ!ファリナ。」
と怒られてしまった。
フローラちゃんが弓を持って、
ーファイヤーアローー
と言って火魔法の弓で相手を攻撃したのをみてびっくりした。
「弓、使えるの?」
「まあ。最近こうやっても使えるって聞いたので。」
けろって言う、ステファニーちゃん。すごい。
「弓って難しくないですか?」
シャルちゃんが聞くと、ステファニーちゃんは
「難しいんだけど、母親が得意でね。狩りによく連れて行ってくれたの。」とふつうに言う。
「すごいパワフルな母親だね。」
ドラゴンなので、大きく、当てることは容易なのだが、弓を何本か打ってもびくともしない。
「あたりはするんですけどね。」
「あたりはするけど、全然相手がひるまないんだよね。」
「戦ったことあるの?」
「え?」
フローラちゃんに、そう聞かれた。
「うん?いや。逃げた。」
「逃げた?」
「そう。」
というのもこいつに出会ったのは山の中で小さい頃だったので逃げたのだ。
逃げるのが大変だった思い出がある。
一回は、眼の前で倒しているのを見ていた。
「面と向かって戦ったことはないんだよね。」
「戦ったことあったら怖いよ。」
「あ、やば。」
私達が少し話している間に相手は魔法線を仕掛けてくる。
ーウォーターシールドー
フローラちゃんが危機一髪で水の盾を作り、跳ね返す。
これじゃあ、埒が明かない。
何かあったっけ?と頭を回転させる。




