第六十八話 後輩と話そう!
担任が入ってきて、自己紹介。
それとバッチ授与。
そこから普通に部屋の話をされて解散かと思ったが、
ローズマリーが言う通り、二学年が一学年とペアになって面倒を見るというのが本当だと知りびっくりした。
それもペアは先生が決めるわけではなく、くじ。
みんなそれを聞いてえ?とびっくりして騒ぎはじめる。
同じ番号を引いた人とペアになるというのだから、それも混合。
性別でくじは分けていたので、ちょっと安心。
どこのクラスにその番号が配られているかわからないので、後輩の教室に行かなければならなかった。
ローズマリーが焦って返ってくるのを見て何があったのか察知。
「ローズマリーどうしたの?」
「やばいかも。私Sクラスの子かもしれない。」
「え?Bクラスじゃないの?」
「そこもくじ。」
「最悪じゃん。そこは分けてよ。」
「それね。」
二人でひそひそ話す。
話していると、みんなチームになっているのが見える。
そこに見覚えのある顔を見つける。
「フローラちゃん!」
「あ、二人も来たの?私のタッグはこの子だよ。」
そこにいたのはCクラスの子。平民らしい。
「良かったね。」
「何かあった?ああ、もしかして高位貴族とか?うわあ。ガチであるんだ。」
「わからないけど。その番号はSの子じゃないかって言われちゃった。」
「でも、Sクラスの子は頭良いでしょ?そんな馬鹿なことしないんじゃない?」
「それはそうだけど。なんて言われるか。」
「たしかにね、、、、。ファリナちゃんは?」
「まだ。」
「じゃあ、私行かなければならないから。またね!」
私の担当する子は、Cクラスの子だった。名前はステファニー。フローラと同じクラスの子。
元気な優しそうな子だ。
「よろしくね。」というと、
「よろしくお願いします、先輩!」
とニコニコした顔で話しかけてくれた。
可愛い。
簡単に説明したあと、少し話をしていたのだが、
彼女はニコニコ顔で、
「同じ部屋をシェアするって聞いていたのでびっくりして。え?一人一部屋?って聞いて頭フリーズしたんですけど。先輩がいてよかったです。平民なのも本当に助かりました。」
「私も同じ感じ。平民この学校じゃ浮くから。」
「地元が田舎なのも相まって。知り合いいなかったので。友達も地元の学校に行っちゃって。
親が奮発して、その、地元の学校に姉がいってて。その教科書が普通に読めちゃって。それを知った地 元の学校の先生が教えてくれていたんですけど。その、頭がいい子が集まる学校に行きなって言われて。
その、、、、。」
「焦らなくていいよ。お姉さんと同じ学年の勉強ができたからもっと賢い学校で学んできなって言われたってこと?」
「はい。そうです。先輩もそうですか?」
「うん。似たような感じかな。魔法ができたから。かなり。」
「そうなんですか?まあ、私は魔法得意な方ではないので、使えはしますけどって感じですね。
魔法の試験が厳しくなくなったので、入れたようなもんですね、、、。」
「そうなの?」
「はい。なんか、今までは貴族の魔法学校って感じだったようですけど、最近変わってきているようですよ。最近、貴族が腐敗しているとかなんたらかんたら言われていますから、そういうことなんでしょう。」
「使える人材を使っていくということかな?」
「多分、そういうことだと思います。先輩は卒業されたらどうされます?」
「私?実家に帰って暮らすつもり。」
「私もそんな感じですね。地元に恩返ししたいので。」




