第六十二話 結界を見に行こう!
実家に帰ってきてから二週間が立った頃、騎士と魔術師が大量にうちの街に訪れていた。
街の大きな市場で、買い出しをしにいったときのこと。
買い出しに行くのは帰ってきてから始めてのことで、久しぶりに市場の売り子さんと話をしていたとき。
金属がこすれる音がした。
それと同時に、たくさんの厳つい男の人が走っているのが見える。
「あれはなんですか?」と私が言うと、
果物屋のお姉さんが、
「ファリナちゃん、知らないの?うちの街、魔獣の出没がここ数年やまなかったから、それを国に提出したひとがいたそうで、ここの街の今の現状を知り派遣されたそうよ。戦わなくてもいいようになってよかったわ〜。疲れるもん。」という。
彼女も魔法を使ってよる退治していたひとの一人である。可愛い見た目とは裏腹に、すごく剣裁きがうまくて、それこそ、私にも教えてくれた一人でもある。名前はアンジーさん。
「そうなんですか?知りませんでした。」
「ファリナちゃん貴族に友だちがいるって言ってなかったっけ?彼女に聞いてないの?領主様よね?」
「聞いてないと思います。多分。」
「忘れているだけじゃない?そういえばソフィアちゃんは?」
「ソフィアは家で留守番です。まあ、店にひとは来ていないでしょうけど。こんな時間に。」
「またまた〜。あそこ、結構便利なものがが売っているから便利なのよね。」
「ありがとうございます。まあ、でも良かったですね。派遣されたのは。」
「そうよね。結界を魔法使いさんが貼ってくれたって聞いたのよ。見に行く?」
「見にいけるんですか?」
「うん。みんな見に行ってた。」
「お店はいつ、閉店しますか?」
「今日は多分もうすぐ売り切れるから、行くか。」
「行きます?じゃあ、待ってます。」
「どんな結界なんだろうね。本当にワクワクだよ。」
午後、彼女の店のものが売り切れ、彼女と一緒に森に行くことになった。
彼女が穴場スポットを知っているというので、ついていくと、
「うわ〜すごい。」「すごいね〜。」
私達は感嘆の声を上げた。
アンジーさんは
「中に浄化魔法はなっているのかな?結界も大きいね。これで出没は防げるんじゃない?」
と言いながら、観察している。
「かなりの人数でやったのが伺えますね。こんなに強い魔法が一人でできるなら、いいですけどね、、、。」という私に彼女は
「無理じゃないかもしれないけどね。ファリナちゃん強いしね。」といった。
帰りも見た魔法に興奮しながら帰ったので、店についたときに、
店番をしていた妹に、話すと、私も行きたかった!と言われるのは、また別の話。




