第五十九話 リットが助けたいひと
「あ、帰ってくるの、早いね。」
リットが出てきた。
「まあな、相手が結構若かったし。お互い譲歩してってかんじ。」
「へえ。そんな感じなんだ。何ていうひと?」
「誰だっけ?まあ、フードを被ったひと。」
「フード?誰だろ、、、、。」
「まあ、それは置いといて、弟来た?」
「ああ、来ているわね。、、、、。」
「そっか。」
「、、、、、、。まあ、これでね、なんとか救えるかな。」
「リット?」
「、、、、、、。」
「救えるって?」「どうした?」
「ううん、、、、。私の友達がね。あの街出身なのよ。」
「え?」
「まあ、、、、。見てきたからね。」
「もしかして、、、、。」
そう。今回この街について教えたのは、リット。
彼女が幼馴染であるファリナが街を何かしら守っていると知っていたから。
「お前だったか、、、、。」
「意外?」
「、、、、。あ、あの子か?前あった。」
「そうよ。」
「前会った?」
「そう。普通にカフェに行ったところ、リットとリットの友達に遭遇したことがある。」
「え?初耳。」
「確かに聞いたことなかったですね。」
「まあ、普通の子ってわけでもなかったし、、、、。」
「その子が、その街出身だったのですね。」
「友達を助けたかったのか。」
「うん。助けてもらったの、昔。あの娘に。」
「助けてもらった?」
「そう。昔、狙われたことがあって、あの娘が助けてくれた。」
「ああ、そういう出会いだったのか。」




