第四十三話 私は子供じゃないよ!
寮に帰ると、ローズマリーがいた。
彼女は私が少し汚れているのを見て「魔獣討伐でもした?」と聞いてきた。
私はすぐさま「弟子ができた。」というと、
ローズマリーが
「は?」とびっくりしたように私をジト目で見る。
「いまなんて言った?」とまた返されたので、
「だ・か・ら、弟子ができたの。」というと、
ローズマリーが
「あんた何者なのよ、、、。」と言った。
魔力の効率のよい使い方を教えた頃からローズマリーは私を珍獣のように見る。
「まえ、助けた子に再会してね。魔法の使い方がきれいだから弟子にしてって言われちゃった。」
というと、
ローズマリーは
「ああ、再会したんだ、、、。って弟子に飛躍する?そこから?」と言われた。
ローズマリーは容赦なくなって来ている。
最初のお上品な言葉の欠片もない。
「そうなんだけどねえ。必死に志願してくるからどうしても断りきれないし、、、。
どうもワケアリっぽいから自分の身を自分で守りたいって言ってた。」というと、
ローズマリーはブツブツと
「、、、、、、、、。
なんか、、、。お人好しな所あるわよね。まあそこがいいんだけどね、、、。
あと何でも信じるから、、、。騙されてお金がなくなって隠居するタイプ、、、。
悪い男に捕まらないように見とかなきゃ、、、。
商人なんてできるのかしら。いくら頭が良くても性根がねえ。」という。
ところどころ聞こえたがかなり失礼なことを言われているような気がするのは気のせいか?
まあ、それは置いといて、
「だから週末、これから寮にいないことが増えるかも、、、。」というと、
ローズマリーは
「くれぐれも気をつけなさい。心配になるわ。」と言われた。
私は子供じゃないよ!
「大丈夫だから、心配しないで!」というと、
ローズマリーに
「てか、あの練習はどうするの。」と言われて、
しなければならないことをやっと思い出したのだった。




