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最強少女の生活記録  作者: 鳳花日
一章 出会いの一年生
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第四十二話 ラヴィとの約束。

ラヴィが一番得意な魔法を披露してもらった。

彼女は棒を高くあげ、一息つくと、

「見ててね。」と言って、目を閉じる。


”水の精霊よ。水を吹き上げろ ウォーターファウンテン!”

そういうと、噴水みたいに水が棒からでて上に吹き上げる。

この魔法は確か、中級魔法。


ラヴィの魔法を見ているとある欠点に気がついた。ローズマリーとは違い、魔力は最大限に出ているが、

この魔法は戦い向きではない。


言い直すとすれば、

この魔法は造形の魔法。

きれいな魔法というのか。

見せる魔法だ。

こういう魔法は貴族に偏る。

普通に戦ったりしないからだ。

嗜みとして魔法を習っている人によくある、魔法。



それに粗がある。

一つ目は強いところは高くふき上がっているが低いところは全然吹き上がっていなくて、

これじゃあ魔法をすり抜けて魔獣が来るのは普通だろう。



特に、魔力が生まれつき多いのでもったいない。

と思ってしまった。


ラヴィは少し疲れたのかはあはあと息を吐きながら、

「どう?」と聞いてくる。


「きれいだと思います。」というと、ラヴィは顔を膨らませて、

「そういうことじゃない!ってかとぼけないでよね。私の魔法を見ながらブツブツ言っていたし、

 改善点があるのでしょう?私はわかるんだから!」と言った。


ラヴィに、

「ラヴィ様は、魔法は何に使うものだと思いますか?」と聞いた。

ラヴィはするときっぱりと言い切った。

「人を助けるため。この国の人が幸せに暮らすために暮らす武器の一つ。

 私は強くなりたい。強くなって、自分の身は自分で守る。」


これを聞いて、ラヴィが自分の魔法をどう思っているか、わかった。


そして、

「ラヴィ様、いやラヴィ。強くなりたいのなら、私の魔法を教えて上げる。

 そして、強くて、ラヴィの思うような魔術師に、ラヴィをして見せる。

 

 でも、これだけは守ってほしい。1つ目。

 私の夢は魔術師ではないわ。強くなったとき、私が師匠であったことは隠してほしい。

 ラヴィとこの屋敷にいる人との秘密。

 普通に生きたいから。


 そして2つ目。

 弱音は吐かないこと。


 3つ目は、私が教えて上げる期限。

 四年弱。そして、週末だけ。これを守ってほしいわ。

 その代わり、ラヴィの夢は叶えてあげる。約束ね。」


ラヴィは最初ためらったようだが、

「わかった。師匠の約束を守る。

でも、卒業がもしできたら、私に、たまに会いに来てくれると嬉しい。」と言われた。


そして、私達の約束ができた。



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