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最強少女の生活記録  作者: 鳳花日
一章 出会いの一年生
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第四話 入学初日!

建物をよく見るとガラスにはおしゃれな装飾が施されていて、隣りにいたローズマリーと一緒に大きな声を出してびっくりしてしまった。周りからの目線が痛い、、、。いたたまれなくて走って校舎に入った。そこからもびっくりだった。広い図書館、、、。きれいなカフェテリア、、、数え切れないほどびっくりした。

教室に入ると席順が書いてあった。


成績順のようで、クラスの真ん中ぐらいだった。ローズマリーがちょうど隣の席だったので、先生がくるまで話に花を咲かせた。


その時にローズマリーに

「今年、皇太子様や公爵家の嫡男が集まっているらしいよ」と言われた。

「私達は関係ないでしょ」と笑い話にしたが。


先生が来てから講堂に案内された。

最初に校長先生の話が始まり、次に皇太子の話が始まった。金色の髪のイケメンだ。魔力も強そうでさすが跡取りといったかんじだ。

「皆さんこんにちは。この国の皇太子のウィルヘルムです。この魔法学校で楽しい生活ができたらいいなと思っています。皆さん頑張って行きましょう!」

さすが皇太子だなと思ったが、目線があって顔が赤くなっている令嬢もおり、皇太子も大変だなと他人事だが思った。口にも出さないが。


始業式が終わった後、すぐ解散になり、立とうとしたとき、ローズマリーに開口一番に、

「あいからわず、人気がすごいですね、、、。」と呆れたように言ったのは聞かなかったことにした。


私達が教室から出ると皇太子の教室の前には列ができていたが、ローズマリーもそこに入っていくつもりもないようなのですぐさま寮に帰った。


寮に帰った後、ローズマリーにティーパーティーしようと誘われ、クッキーを食べながら、ローズマリーに

「ローズマリーは皇太子に興味はないの?」


するとローズマリーは笑って、

「興味というか尊敬に値するの。それに皇太子妃なんて大変そうな職業、私には到底務まりませんわ。ファリナも興味ないのですか?」

と言われた。


「私もローズマリーと似たような感じだよ。ちょっと天の上にいらっしゃるような感じがする」と答えた。

その後ローズマリーがそういえばとつぶやき、

少し話は変わりますけど、、、。とびっくりすることを教えてくれた。


ローズマリーによると、今年は当たり年と呼ばれるそうで、この国の4大公爵家の嫡男や娘がいっぱい集まっているそうだ。


ローズマリーはついでに名前も教えてくれた。

「確か、、、。一人目はこの国の皇帝の側近であるセルティア家の嫡男、アレスさま。目の色が赤みが赤みがかったオレンジ色で髪の毛の色が赤色。火属性が代々受け継がれているセルティア家で歴代最高峰と言われている方ですわ。


 二人目はこの国の皇帝の学生時代からのご友人であるシアトリア家の長女シャロン様。薄い黄色の髪に、黄色い目。彼女は土魔術の使い手でかなり破天荒でいや、元気な方だそうで、、、。


 三人目は宰相であるカシモンド家のルーク様。黒色の目とかみ。貴重な闇魔術の使い手の方です。頭がかなり切れる方だという噂を聞いたことがあります。


 四人目は騎士団長をだいだいつとめているアントーレ家のジュナン様。彼は魔術というより剣やナイフなどの扱いのほうが得意で、実戦でも大活躍していると有名な方ですわ。彼はテストの日調子が悪かったらしく、Aクラスに配属されたとお聞きしましたが。」

ということだった。気をつけよう。


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