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03話 10年後
俺はもう、10になる。
「もう、10才か。10年って早いね。」
それもそのはず、前世では、80年も生きているのだから。
「この森から出ようかな。」
そう言った途端、ソウガの尻尾がブンブン回った。
『そうですか。我も少々この森に少々飽きていたのです。新しい森に行きたいです。』
「ソウガ、森から森じゃなくて、国に行くんだよ。」
「そうですか。」
尻尾が垂れた。
『⁉︎そういうことですか。再会して間も無い頃に、服を作っていたのは。』
「そういうことだよ。まあ、服を着た方が衛生的にいいっていうこともあるけど。」
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今度からは、今までよりも、内容は短くなりますが、投稿ペースは上げていきます。