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夏の窓辺  作者: 森中満
5/16

5 記憶の果て

「そうだった。」 私はぼんやり月を見上げる。

「そうだった。」 俺はぼんやり月を見上げる。



「季節は夏。今夜と同じような心地よい風が吹きわたる夏の夜だった。」


太陽は今日もまぶし過ぎて、月の光が目に痛い。

月の光はまぶし過ぎるから、太陽はきっと私の目を焼くのだろう。


「あの日も」


「あの日も」


月の光は、こんなにも目に痛かったことを俺は今でも覚えている。

太陽の光は、こんなにも目に痛かったことを今でも私は覚えている。


「ああ」


「ああ」



泣きそうだ。


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