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絶海学園  作者: 浜 タカシ
第二章 文月の奪還作戦
43/70

第四十一話 失敗

この話(4月1日更新分)より更新時間が18:00となります。どうぞよろしくお願いします。

~2100年7月14日 8:00 革命国領空内~

「こちら先導隊AまもなくRGHより5kmの作戦空域に到達」

「こちらはNPOC非常事態対策本部です。A隊了解しました。次の指示まで上空旋回待機」

「了解」

通信を終えた機内は再び静寂に包まれた。みな見ているのはただ一つ5km先に見えるRGHだ。それはとてつもなく大きくまさに要塞といった感じだ。

「あ…あれがRGHか…」

「噂には聞いてたがでかいな…」

みな目の前にたたずむ巨大要塞にうろたえているようだった。


~同時刻 NPOC非常事態対策本部~

「山本管理官。A隊より現地着の報告が入りました」

「そうか…」

いよいよ作戦の重要局面を迎える。一ノ瀬明衣が我々を裏切らずRGHにサイバー攻撃を仕掛けておかなければ防衛システムは作動したままだ。そうなれば西郷優芽が捕らえられている農場に到達するのはまず無理であろう。

「山本非常事態対策本部長につないでくれ」

「了解…こちらNPOC非常事態対策本部です。山本非常事態対策本部長をお願いします」

「もしもし、こちら山本です」

「貴文、私だ。一ノ瀬明衣はきちんと任務を遂行したのか?」

「ま…まさか明衣が俺らを裏切ったのか…?」

「いや、そういう訳ではない。まだ先導隊の作戦は開始前だ。ただ私とて隊員たちの命を預かっている。完全に安全が確認された状況で作戦開始を合図する義務がある」

「そういうことか…確かに明衣を完全に信じきれないところはある。でもあいつの涙は嘘じゃなかった。だから大丈夫だと思う」

「そうか…分かったそれでは予定通り8:10にRGH半径5km以内の防衛空域におとり用のミサイルを撃ち込む。いいな?」

「あぁ、問題ない」

私はここで無線を切った。そうか…涙は嘘じゃないか。私は息子の人を見る目にかけることにした。

「予定通り作戦開始は8:10とする。先導隊に作戦の指示を」

「了解しました…こちらNPOC非常事態対策本部です。A・B各隊に告ぎまず。作戦は予定通り8:10より開始。開始までは上空旋回待機を継続せよ」

「A隊了解」

「B隊了解」

~8:09 革命国領空内~

「発射の合図は私が無線で指示する。計画通りA隊がおとり用ミサイルを防衛空域に発射。B隊はサポートに回れ」

「A隊了解」

「B隊了解」

「作戦開始まで30秒前29,28,27…」

さぁどうなることやら…楽しみだ…。

「3,2,1…」

「作戦開始!」


シュバン…山本管理官の合図とともにおとり用ミサイルが放たれた。


ドッッガン!…大きな爆発音とともに黒煙が立ち上った。

「こちらA隊です。作戦は失敗、繰り返す作戦は失敗」

第四十二話に続く


活動報告にて絶海学園の感想と本編に対する質問を大募集中です!どんな些細な疑問でもお答えしていきす。どしどし質問お待ちしています!(質問の募集は4月8日23:59までとさせていただきます)

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