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ハンターは異世界を渡り歩く(試作品)  作者: 灰山炭
第一章?序章?
4/12

迷子になり、剣を貰う。

4話目です。

登録を終えたラジェスは鍛冶屋を探していた。


「鍛冶屋どこだ?家から出てないし、全然わからねぇ」


カ…………ン


「ん?何の音だ?」


音が聞こえる方によっていくと、


カァー………ーン


「もしかして………」


カァーン カァーン


「やっと見つけたぁ」


鍛冶屋?があった。しかも、だいぶ古い………。至る所にひびがはいってるし、こんなとこでそもそも生活出来んのか?


「こんなとこにあるとは……とりあえず入るか」


ここ鍛冶屋であってるよな?

外側が古い割に内装は綺麗だな……


「すいませ〜ん」


「あ?誰だ?」


声のする方に向くと、見た目40代のややハンサム系のおっさんがいた。


「ここは鍛冶屋か?」


「あぁそうだが、なんだ客か?」


「ああ。剣が欲しいんだが……」


あってたか………。良かった…。


「しかし、お前さんもよくこんな入り組んだ所まできたな」


「ぶっちゃけ迷子になりそうだな………」


「帰り気をつけろよ?」


「ああ」


早く剣が欲しいんだが……


「おっと、剣だったな。お前さんにはこの剣がいいだろう」


そうして渡されたのは、刃渡り80cm 幅20cmの長剣だった。


「長くないか?」


「だが、使えると思うが?」


「確かに使えなくはないが……」


「その剣は銘をデルテスという剣だ。軽量化もされているから使えるはずだ」


「おいおい、銘持ち、特殊効果持ちの剣はかなり高いはずだが?」


ニートやめて働き始めた新人に買わせるもんじゃないだろ。まぁ、筋トレは欠かさなかったが………


「確かに銘持ち、特殊効果持ちは高いが、俺の勘がお前はこれから大成するって言ってんだ。だから代金は出世払いでいい。」


「……そうか。ならこの街を出るまでには、払おう」


「あぁ、それでいい」


「剣、ありがとよ」


「おう」


そうして鍛冶屋を後にした。


「お前の剣あいつに渡したぞ。お前そっくりなやつだったな。いつか共に酒を飲みてぇもんだ」


鍛冶師は、作業に戻る。


「そういえば、名前教えてなかったな………」


感想お待ちしております。

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