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ハンターは異世界を渡り歩く(試作品)  作者: 灰山炭
第一章?序章?
11/12

体の謎、そして真実を知る

「……?どうかされました?」


「いや、すまない。どこかで会ったかと思って

な……」


あまり見すぎていたようだ…


「……?初めて会うと思うのですが」


気のせいだったのだろうか……


「そうか……すまない……」


あの懐かしさは……いったいなんだったのだろうか……


「……?あれ?」


「ん?どうかしたのか?」


ん?なんか体に違和感があるような……


「………治ってる?」


「そういえば痛みを全く感じないが……」


どうしてだ……?


「動けます?」


「試してみようか…」


………………


「動けるようだな…痛みも全くない」


あれだけの怪我だったのだが何故だ……


「!その痣のようなものは………?」


「ん?これか?」


左胸のあたりの紋章の事か…


「これは生まれた時からついていたらしいのだが…」


「!?………そんな……なんてこと……」


「どうかしたか?」


「っ!近づかないでください!」


「すまない……」


……ん?そういえば……母さんにこの紋章は誰にも見せるなと言われていたような……?なんだか外が騒がしくなっているみたいだが…


ガチャ!!


「司祭様!何かあったので……!?ッ貴様……何をしている!!そしてその紋章は!?くっ!この邪教徒め!!」


「…………!?」


……邪教徒……だと……?……そういえば母さんが言っていたような……ガート教徒にだけはこの紋章を見せるなと……殺されてしまうからと……


「ッしまった!」


くっ動けない……!?何故だ!?


「拘束させてもらう!こっちへ来い!」


「くっ」


……………………………


ギギィ………ガシャァン


「処刑まで精々絶望することだな!」


……何故………


何故だ……………何故俺がこんな目に………邪教徒だと……?俺が邪教徒だということは、まさか……母さんや父さんも……邪教徒だったとでも言うのか……?


……誰か来るみたいだ……


「ふん。貴様が件の邪教徒か。ん?お前あいつらの息子か。クックック」


………知っているのか………?


「どうせ貴様は処刑されるだろうから、冥土の土産にいいこと教えてやる。お前の両親は、病気で死んだんじゃない。」


「なんだと……!?」


まさか………!?


「クックック…そうだ!病気に見せかけて毒で殺したのだよ!貴様には効かなかったようだがな!全く忌々しい…」


「っ貴様ァァァ!」


「クックックッそこで、嘆きながら己の死を待つがいい!」


……………………


「クソがァァァ!」


……………………


殺してやる……絶対に殺してやる……!どんな手段を持ってしても…………人間は滅ぼしてやる……!


……………………


……!?なんだこれは……?


「やれやれ、やっとか……なげぇんだよ覚醒まで」


「ッ誰だ!?」


どこから現れた!?


「んー、俺?俺はジェイドていう名の魔族だよ」


「魔族だと?魔族が何のようだ!」


「そう騒ぐなって、俺はお前を助けに来たの」


助けだと……?


「何故魔族が人間の俺を助ける…?」


「人間?お前自分の種族は人間だと思っていたのか?お前の親は魔族だぞ?」


「そんな馬鹿な…!?どう見ても人間にしか見えなかった!」


「そりゃお前、擬態くらいするだろ。バレたら殺されるからな」


そんな……魔族だったとは………


「……わかった…」


「ん、そうか。じゃあとりあえず力の使い方を教えておく。あ、ちなみに怪我が早く治ったのはお前の能力のおかげだぞ?」


「……何?能力だと?」


「おう。お前の能力は『破壊』と『再生』と『魔武』だ。」


「……そうか……」


「およ、信じるの?」


「……人間よりは信じれる」


「あらそ。そりゃありがたいこって。で、脱出した後どうする?」


「復讐する。人間は根絶やしにしてやる!」


「そうか…ま、とりあえず脱出っと…ほい」


ヒュゥン


「………!?いきなり景色が変わった?」


「そ。俺の能力の一つは『移渡』まア、転移系の能力だ」


「そうか……」


「それじゃあ本国まで連れてくぞ」


「わかった…」

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