第1章 5話 クーポン券って財布に貯まっちゃうよね
ありあです。
今回でとりあえず一区切り付きました!
最後までお付き合いいただければ嬉しいです(^O^)
ではあとがきにて、、
ーあ、ピクルス抜いてもらうのわすれてた
昼食にと買ってきたビックマグドを食べながらふと思い出す。
ーあれ嫌いなんだよな...
緑色の円形の物体を思い浮かべる。
あの酸っぱいのか甘いのかよくわからないやつだ。
厄介なことにビックマグドにはピクルスが2枚も入っている。
「抜くか」
1人そう呟くと
「お兄ちゃん、何言ってんの?」
後ろにはいつの間にか帰ってきていた妹の姿が。
何言ってんのってただピクルスを抜こうと...........抜こうと......................
ーあ、まずった。これはダメだ。
「いや、ちがうよ。
ほら抜くってあれだよ、
ピクル...」
「キモ」
妹の冷たい視線が痛い。ホントに痛い。
お前そんな怖い顔になんのかよ超怖いよ。
その顔やめて、めっちゃ傷つく。
っと、とりあえず弁明しなければ。
このままでは「hentai」の称号が授与されてしまう。
「だから違うって!
ピクルスだよ、ピクルス。
ピクルスを、抜くって言ったんだよ!」
俺が焦っていることもあって弁明がどうしても胡散臭くなる。
見る見る機嫌が悪くなる妹。
無言の視線が痛い。
これはあれだな、逆効果ってやつだ。
火に油を注ぐってやつだ。
ーよし、諦めよう
時に人生諦めも肝心だ。
逃げる訳では無い。
そう、逃げる訳では無い。
言うなればあれだ。
戦略的撤退だ。あ、なんかカッコイイ。
そうして自分の部屋に逃げ...もとい戦略的撤退を決めこんだ。
...逃げた訳じゃないからな。
その後は1日中妹が口をきいてくれなかった事を除き特筆するような事は無かった。
ーーー
で、日が開けたらこうなったと。
......
ーわからん、さっぱりだ
思い返してみても引っかかる点はない。
困った。手掛かりが見つからない。
だいたい異世界転生してしまうような出来事があったのなら考えるまでもなく、いの一番に思い当たるはずだ。
思考に詰まった俺はふと立ち上がり、ポケットに手を入れ...
カシャ
...ようとした所何やら違和感を覚えた。
ーああ、そう言えばマグドでクーポンを貰ったな
入れっぱなしだったのかとその紙を引っ張り出してみると...
ーあ、
出てきたのは「マグドのクーポン」ではなく
ーーこれだわ
見るからに怪しい「魔法陣」だった
改めましてありあです!
必要ないことをツラツラとかき殴ってしまい申し訳ないです笑
次回からはしっかり異世界する予定ですのでお付き合いいただければ嬉しいです(^O^)
閲覧ありがとうございました!