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頼り


会議の後部屋に戻った俺らはどこか険悪ムード漂うなか部屋の中にそのはずいきなりタイムスリップして戦に参加するなんて言われた2人の気持ちを考えるだけで自分が言ったことの重みを感じ申し訳ない気持ちが生まれる


すると寺島が歩み寄り「おい…輝…お前…」といい

俺の胸ぐらをつかみそれを辞めさせようと「よせよ!寺島!」矢嶋の忠告を無視して俺の頬を思いっきり殴る。

人に殴られるなんて小学生以来だ…頬がジーンとして青あざが出来るぐらいの痛み。昔食らったパンチなんてものじゃないぐらいの痛み。そりゃあそうかガタイのいい寺島になんて殴られたらこうなるよな

「寺島…矢嶋お前らを巻き込んだ事は本当に申し訳ない…」

寺島はそれでも睨みつけるように俺を見て矢嶋もなにか言いたいことがあるような顔つきをしてように見受けられやはり俺に不満があるのかと感じられる。

「だけど…俺頼りにされてる事が嬉しかった…なんていうか俺…人生の中で人に頼りなんてされた事なんて指で数える位だったんだ。だから助けてくださいなんてあんな真剣な顔で言われたら裏切られないだろっ!」

嘘はつきたくない。理由に

想いを口にしたら楽になるのかななんて考えで自分の考えを伝えてみたら矢嶋が重苦しい空気の中口を開き

「そうだよな。俺も頼りにされてるのは嬉しかったし殿そして姫の気持ちを考えたら俺も助けたくなる…それにこの国には俺と輝の出身地に似ていて俺は故郷を守りたいって思ったよ。だから!共に俺も戦うよ」

矢嶋…言葉に言い表せない感謝その感謝に俺は返事も出来ずただひたすら目から流れるもので感謝を表すことしか出来なかったのだ

「だから寺島お前もこの戦に力を貸してくれ!頼む!」矢嶋が頭を深く下げ必死に寺島に頼みこむ

「それにこのまま戦国時代で何もしないで終われないだろ!」

「わかったよ、、」寺島は納得いかない表情ながらも口を開き初め

「だけどよ…お前らは人に頼られないとかそんなこと言ってるけど頼られてやるも失敗する人間の気持ちとか考えたことなんてあるの?」

そうか…寺島は元ラグビー部で多くの人に頼れてきた分このような事を考えてしまっていたのか…「仮に失敗したら多くの兵は死に殿はあの世行きそして姫は親も無くし好きな地元を離れる事になるんだぞ?だったらこのまま降参してしまえよ。姫には申し訳ないけど多くの犠牲者出すより1人の犠牲者の方がどう見たっていい…じゃん!それに俺らに元々この国は関係ないだろ!なにが異国の使いだよ!ぶざけるな!」

寺島は怒り狂った形相で話を始め俺と矢嶋は寺島の表情を見てこの表情は抑えきれないと感じ受け身に入ってしまう…

あ…どうしよう…俺ら3人がここで力を合わせなきゃまず武田軍には勝てない…と考えていた時に

部屋の襖が開き1人の女性が現れる

「……凛姫…?」

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