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目が覚めたら

あれは夢なんかじゃない…本当の出来事なんだ…

3枚の小判を見つめ物事を整理する。

この出来事を仮に話しても普通の人は信じてくれないでもあいつらなら信じてくれるかも…


「はぁ~!輝お前どうしちまったんだよ?」

「嘘だろ?そんな非科学的な事はあり得ないでしょ」

やっぱり…俺はいつも一緒にいる同じ学部で友達の寺島快(てらしまかい)矢嶋到(やじまいたる)に戦国時代に行ったという出来事を大学の食堂で話してみたがやはり信用されない。

寺島は長身でがっしりしており高校時代はラグビー部で全国大会にも出たほどのスポーツマンだったらしいガタイよく一見怖そうだが実はすごく絡みやすくすぐに友達になれた一方矢嶋は細身で眼鏡を掛けており人付き合いはあまりよくない方だが俺とたまたま同じ県の出身ということで話すようになり寺島と矢嶋も同じ学部ということで仲がよくなりその関係で俺ら3人はいつも一緒に行動することになったのだ。

しかし信用されないので俺は二人に殿から貰った3枚の小判を見せてみると矢嶋が手に取りじっと見つめている…

「よく出来た小判だ。この小判…偽物には見ないな」

矢嶋は小判に興味津々こいつは学部でも上位の成績を収めているほど頭がよい。

「輝。俺もその世界に連れてって欲しい。もしかしたら歴史的な瞬間に立ち会えるかもしれない」

連れてって欲しいって言われてもな俺だって行きたくて行ってるわけじゃないしな

すると隣で大盛りのご飯を食べながら話を聞いてた寺島が手を止め

「ならよ!輝と一緒に行動してれば行けるかもしれないな!」と煌めいた顔で案を出す

そうか俺と一緒に行動したらもしかしたら…

「わかった。今日はバイトもないしあとで俺の家で一緒にいたらお前らも戦国時代に行けるかもな」 こうして一緒に行動することに行動すると言っても俺の部屋でマンガを見たり片手に酒を持ちながらビデオ屋で借りたDVDの映画をただ鑑賞したりとそんなことしかしなかった。

「よし!今日はお前んちで寝るわ~!お休み!」

寺島がソファの上で掛け布団も敷かずに寝始める。いやエロ本を片手に寝ている…てかこいつら俺んちに泊まる予定だったんかよ先に言えよ、、!

矢嶋も「そうだな結局なにもないし寝るかおやすみなさい。」

矢嶋も眼鏡をはずし元々持ってきてた寝袋に入り寝はじめ俺も仕方なく寝てみる

しかしなにも起きないのか…まあいいんだあの時代になんか戻りたくない俺はゆっくりと目を閉じ寝かけたその瞬間

「ん…ん!?」

またまぶしい光が!寺島がトイレにでも行ったから電気をつけたのか?いや違う!そんなにまぶしい光なんかじゃない。

怖いが恐る恐る目を開ける…

そしたら…


「輝殿!やっと起きましたか!」

10畳ぐらいの和室に敷かれた布団で寝ていたのか?ちょんまげを付けた武士の格好した人間に声を掛けられまた自分が戦国時代に戻ってきたことを自覚する…

なに?また戦国時代に戻ってしまったの?

「輝殿そこの横にいるお二人は誰なんじゃ?」

そういわれ横を見てみるとなんと寺島と矢嶋が!

「えーとですね!同じ異国の使いの者でありますので怪しいものではありませんよ!」

慌てて怪しい者ではないと説得して手下の武士をなんとか説得し武士がいなくなったあとに寺島と矢嶋が同じタイミングで起き

「おい!輝!ここお前んちじゃないじゃんか!ということは本当にタイムスリップしたのか!?」

寺島が大きな声をだし矢嶋は目を見開いたまま驚きを隠せない様子で部屋を見渡している。

俺だけじゃなく寺島と矢嶋までタイムスリップしてしまった果たして一体このあとどうなるのか?

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