関心のない男
私は死んでいる。これは別に私自身が本当に死んでいるというわけではないのだ。人間性が死んでいる、というのかな。人であり、人でない。
どうでもいい。それは関心がないことだ。私はまさにソレだ。全てに関心がない人間だ。
では何故生きているのか、と問われるであろう。それに対して私は答えない。何故ならその問いにさえ関心がないからだ。
これでは私が『何故生きているか』わからないままである。謎だ。意味不明。摩訶不思議。単純に言うなら「は?」だな。
そろそろこの意味不明にして最大の謎、摩訶不思議の塊で「は?」な存在である私を紹介しようじゃないか。
佐々木 龍也
コレは私だ。間違いなく私だ。特徴を挙げるならば、かなり顔の整った、常に無表情な男。世間一般ではイケメンと言われる部類に入るわけだ。背は高い。10センチメートルがなんと18もある高さ。素晴らしい! 今日は赤飯だ!
俺という人間に様々な疑問が生まれたであろう。まず『お前は誰だ』でしょうね。そう私です。だっておかしいですよね。私は私を全てに対して無関心の男と紹介しましたが、私はそれを否定する存在になってしまいます。
そこで、こういう説が浮上する。『てきとうな事を言った』説。
それはない。断じてない。ありえない。ぶっちゃけありえないっ!
こんな説もあるぞ! 『小説』説。
自分自信を小説上でならどうにでも出来るというかなり極論な、尚且かなり甘い考えというのがこれだ。馬鹿か。信じられん。これこそありえん。アリエール。
もうくだらん前置きはいらんな。説明しよう!
私は、私の心の奥底にいる私である。
…………。
これこそ一番わけがわからん話かもしれないな。はいそうです、私が悪いんですよ、ぺッ!
てかあんた誰に語りかけてんのって言われても困るなぁ。…私も分からん。
おっと話がそれた。テヘペロ。顔文字つけとく? え? お大盛りで? すまんのう。うちはそういうサービスはやっていないんじゃ。
おっと話がそれた。ん? 画面の前で汚物をそらせているそこの君。どうかその刀を鞘にお納めくださいっ!
おっと話がそれた。で、なんの話だっけ? ウム。私ほど他人をイラつかせられる人材が他にいるだろうか? いないね! どやあ。
ん? どうした? ますます私に疑問がわいたか? フフ。そうであろう。ウム良いぞ良いぞ。関心を持つことは良いことじゃ。
残念ながら私はその関心を持っていないのだよ。
嘘をつくな、と言われても困ります。事実です。真実です。ホントです。真実はいつも一つです。見た目が子供で頭脳が大人な凄い人が言ってました。ソースは俺。
もう一度言おう。
『私は、私の心の奥底にいる私である』
もう言わないぞ!
『私は、私の心の奥底にいる私である』
べ、別にっ、アンタのためにもう一回言ってあげたわけじゃないんだからねっ!
金髪ツインテール。テンプレートだね。てか皆さんこのネタはもう何十何千と見てきたでしょう。もうクドいよね。飽きた? 秋田県? え? 需要がある? 知りません。阿部さんとはお尻合いです。
私が気になる? そんなにきになりますか? じゃあ次話も見てくださいね。作者のモチベーションとマスターなベーションにつながります。
それではさようなら。エクスカリバー先生の次回作にご期待ください。