【この作品の概要的なもの(あらすじ以外から)】
時間は有限。ちょっと気になるけど別にこの作品じゃなくても構わない。
本当にその通りだと思います。
そんな方向けになるべく平易に、あらすじ以外の視点から本作をご紹介します。軽微なネタバレも含みます。
読了目安2~3分
【どこから面白くなる?】
◆序盤の進みは構成上どうしてものんびりなので、次ページからの本編をお読みになって続きを読むか切るか悩む場合は、
『狂人うさぎは幼女をうちのこにしたい⑥ ~わずか三音~』
までお読みいただいてからのご検討をお勧めします。
この⑥の頭から最序盤の盛り上がる所に突入します。
もしお気に召しましたらそのままぜひブクマしていただけると幸いです。
また、あらすじにも記載の絶対服従を誓う魔法の儀式のシーンは、
『13.世話係はそれを阻止したい④』
です。
さらにネタバレですが、こちらのシーンに張った伏線は、8月18日公開の『(48.)きみのためのいのち。』の回から、激烈に重たい第一部のクライマックスとともに回収フェーズに突入しています。
【本作の良いとこ・悪いとこなど】
◆本作は、登場人物たちの生々しい心理造形と心理描写を一番のウリとしています。
特に共依存に陥る主人公と獣人ヒロインの関係性は、折り重ねた伏線もあいまってストーリーが進むほどに苦苦しく、それでも互いに絶えない信頼と強い絆をその軸に持ってシナリオが進んでいきます。
お好きですか? こういうの。
それぞれのキャラクターの葛藤や、成長の過程をじっくり読みたい方向けの作品だと思います。
◆また作中の多くの出来事やキャラクターの言葉に伏線を広げています。後で「ああ、あれはこういうことだったのか!」と膝を打っていただける瞬間がちりばめられてます。裏切りません、わたくし。
◆その他にも、一筋縄ではいかない人間関係、心理戦を伴う緊迫の舌戦、力と頭脳が同時にぶつかるバトル描写、時々挟まるほっこり展開、恋物語などなど……。
◆注意点もあえて申しあげますね。本作は全五部構成、完結まで90万字前後を予定しております(変更・前後あり)。そのため第一部から伏線を多く張り巡らせており、完璧な一話完結型にはなっていません。第一部の中では回収されず放置される伏線も多々あるため、分かりやすい物語を求める方のニーズには一切添えないと思います。
◆合間合間にコミカルなストーリーも挟まりますが、物語のテーマ上、精神的に非常に重たい展開からは逃げられません。
◆特に第一部のクライマックスの開始からその抑圧の解放に至るまでは、本作のストーリー中でもおそらく屈指の理不尽な展開( であるがゆえの胸糞展開)となります。まあ、極論どの部数のクライマックスも重たいんですけど……。
◆あ! でも第一部はきっちりハッピーエンドですよ!(およそ20万字ぶんほぼ書き上げ済です。ラストに救いはちゃんとある) ちなみに作品全体も最後は大人のハッピーエンド。
【タイトル、本編と関係あるの?】
大アリです。
ですが本作は、『タイトル=序盤のあらすじ』にはしてないです。
現在掲載中の ~三日月と欠け闇の聖宣~ には、伏線のみ散りばめてあります。タイトル回収は第二部の中盤以降になります。
【その他】
◆共依存、後悔、贖罪。
ヒロインからしてもふもふ獣人ですし、絶対に万人受けするテーマではありません。人を選びます。
ただ、継続して読んでいただければ、好きな方には絶対、トゲのように刺さって抜けない作品になれます。お約束します。
作者も、この話を気に入ってくださる『あなた』1人を裏切らない! そんな気持ちで矛盾がでないように気を張って書いてます……!
以上です! 気になる方は対戦よろしくお願いいたします(笑)
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