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(二)-25

「彼女の捜索は?」

「一応、電話で聞いて、少年課には言っておいたわ。あそこはその手の仕事、得意だから大丈夫だと思う。まあ、署の管轄区域内限定だけど」

 美佳子の言葉に優輝が答えた。優輝は西新宿警察署で事務仕事をしている。仕事中に電話で温田さんから連絡を受けて失踪届かなにかを出したのだろう。

「あの男が生きているとなると……」

「郷美は更生できない、ってことになるわね」

 美佳子は二人の言葉を聞いて「わかった」と短く言うと、自分の部屋に入った。

 部屋の灯りを付け、ノートパソコンを開き、電源を入れた。ウインドウズが起動すると、すぐにエクスプローラーを開き、Dドライブのディレクトリをクリックしていった。

 そして「設計図」と書かれたファイルを開いた。


(続く)

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