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異世界の鎧  作者: リジェネイド
5/8

第5話 人の見方

前回も読んで下さりありがとうございます(*`・ω・)ゞ

ぜひ最後まで読んで下さいm(__)m

第5話 人の見方


リリィを庇って倒れてから何時間たったのだろうか、リリィが話す日本語と理解が出来ない言葉がしばらく飛び交い、その後はずっと静寂が続く、皮膚の感触は何か柔らかい物に寝ている感触、痛みはあるものの、地味に痛い程度で激痛ではない、


まだ自分は生きているようだ、、、


目を開けると木造の天井、匂いはなんだか青臭い、横に顔を倒すとリリィの顔、、、!?


現在リリィと自分の顔の距離は約10cm、スースーと鼻息まで聞こえるほど顔の距離が近い、急いで顔を前に戻し上体を起こす、


心臓に悪い、、、


周りを見てみると何処かの木造建造物の一部屋、部屋に電球はないももの棒状の石がかなりの光りを放っていて明るい、起きたら檻のなかとかあるかもと思ったが普通の部屋だ、


自分の体を見るとリリィに貸していたはずの服が着せられていてそのなかは包帯が巻かれている、

一様は治療してもらってもう攻撃されないと思いたいが此処はあの拠点の中か、これからどうされるのか不安がつのる、


そういえばパワードスーツはどうなったのだろうか、あの時ボロボロに壊れてしまったはずだが、、、


石神 psラボ


Ps製作 簡易モード 現在T2まで(オプション3個まで)

修理完了まで5:23:58 (外部から修理中+1)

頭部 ブレイブアーマーT2 修理中

胸部 サバイブアーマーT2 修理中

右腕 サバイブアーマーT2 グラップルボウガンT2 修理中

左腕 サバイブアーマーT2 グラップルボウガンT2 修理中

右足 サバイブアーマーT2 ( ダブル 修理中

左足 サバイブアーマーT2 ( スラスターT2 修理中

バックパック ダークファントム(マント)T2 修理中

チップ レーダーチップT2 修理中

設定

(ハイブースト) 使用不能

強襲偵察用に設計された機体、エネルギーを各部機動部分に回すことで通常の3倍の機動力を得ることができる、しかしブースト発動中は銃及びチップが機能しない、(x最大使用時間30分、y最大冷却時間1時間、 x=2y)


修理中、、、まぁ、ゲームと同じだった、パワードスーツを脱ぐと修理が開始され完了すると新品同然でまた装備出来る、もう壊れたままなのかと心配したがウィンドウの表示を見て安心する、


外部修理と書いているが鍛冶屋が修理しているのか、、、まぁ修理時間+1なので問題はないだろう、


しかし、暇だ、しばらく待っていても誰も来ないしリリィはぐっすり眠っている、寝ようにもさっきまで寝ていて目が覚めてしまっている、


暇で暇で仕方がないのでリリィを起こす、頭をポンポンと叩いて起こすとガバッと起き上がり自分の顔を見た瞬間動きが固まる、


石神 、、、お、おーい、大丈夫かー、、、

リリィ ・・・!?、、、えぐっ、、、えぐっ、、、石神さぁぁん、、!!

石神 え!?、あ、え?、


突然リリィが涙をポロポロと流し始めて抱きついて来る、石神の人生の中で身内以外の女性に抱きつかれるは初めて、リリィがどうゆう心情でこの行動にいたったのか、自分はどうすればいいのか分からない、、、


ふとアニメや漫画がなどの同じようなシーンを思いだし、そっとリリィの頭を撫でる、自分を看病してくれていたのか知らないが今生きているのはリリィのお陰でもある、


しばらく撫でているとリリィはそっと離れ顔が泣いて赤いのか恥ずかしさで赤いのかは分からないが少し赤くなっている、


リリィ い、石神さん、、、その、、、ありがとうございました、、、

石神 お、おう、、、こちらこそありがとう、、、


それから自分が気絶していた頃の話しをリリィは話してくれた、


自分がリリィを庇い瀕死の重症を負って気絶した後、自分を攻撃していた冒険者達に事情を説明しその人達と急いで中継拠点内のギルドに運び治療してくれたという、


説明し終えた時の冒険者達はかなり焦って動揺していたらしい、またこの冒険者達はリリィが逃がした仲間の冒険者がリリィを助けるために集まってくれた人達で自分がリリィを襲った男達の仲間だと勘違いしたらしい、、、


勘違いで殺されそうになるってどんだけ不幸なんだよ、そんな自分の不幸に落ち込んでいると部屋のドアが開き、さっきまで戦っていた冒険者達が入ってくる、そのうち一人の手には自分のリュックがあったが、妙に凹んでいる、置いてきた時はパンパンだったはずだ、


あの様子だと中の物はどっかにあるだろう、、、


すると彼らは腰を90度に折り頭を下げて


冒険者達 БЕЗЁυД!!!


雰囲気的にはめっちゃ謝っているように見えるが、やはり何言っているのか分からないのでリリィに助けを求める、


リリィ あ、えっと、すみませんって言ってますよ、


すみませんか、、、殺されそうになって謝らないよりはましだが、そう簡単に[はい、いいですよ]と許せるわけがない、


まぁ、このまま黙っていてもらちが明かないので色々と質問して答えて貰おう、、、


まずは何故自分を賊かどうか直接合って判断しなかった事だ、確認も取らずに矢を当ててくるしパワードスーツがなかったら即死だった、


そして返って来た答えは今晩にあの森にいる冒険者はいないとギルドに確認し、森向かう所リリィを黒い布で拘束している自分を見つけて犯罪者には人権はないので矢を射ったということらしい、


・・・まぁ筋は通っている、自分もリリィを助けるために殺したのだから、、、それからリリィを背負って持っていったことや話し合いをしたいのに攻撃した意図は言葉が通じないことも合って仕方がない勘違いだった、


しかし、不満だ、少しストレス発散ついでに言ってやろう、、、


石神 ・・・そのリュック、拾ってくれてありがとうな、


リリィの通訳を通し言ってもらうとリュックを持ったいた女性がビクビクし始め自分から目を反らす、


あ、まともな理由ではないなと彼女の反応から察してしまう、


リュックを彼女から受け取り中身を確認すると最上位回復アイテム2個と万能ナイフ、潰れたペットボトルと寝袋、しか入っていない、あとの回復アイテム6個や壊れたスマホなどのゴミがなくなっている、


石神 あれ?こんな感じのやつがあと6個あったはずなんだけど?


これもリリィを通して伝えてもらうと彼女は何故かガクガクとし始め、周りの冒険者達も目を反らす、


しばらくガクガクしている彼女を見つめているとまた腰を90度に折り、


彼女 ШФПХБφСМ!!ЧХИЙφЧФЗτИνП!!ФСЩФЩθγΦΔヱゑ‡Ρヰ!!


泣きが入りながら凄い速さで喋って行く、


リリィ えっと、、、その容器6個、売ってそのお金でみんなの武器と防具を買いましたって、、、

石神 ほぉー、、、、あれ自分の唯一の医薬品だったんだけどな~、売ってみんなの武装買ったんだ~、、、いくらしたの?

彼女 ηιογελτεδ、、、

リリィ え!?、、、あ、えっと、大銀貨3枚です、、、


、、、大銀貨、、、リリィはとても驚いていたがこの世界のお金の相場が分からない、アニメや漫画などで金貨とか銀貨などを見てきたが作者ごとに相場が違うのでここでは参考に出来なかった、、、


石神 ・・・リリィ、それで何買える?

リリィ えーと、、、家ですかね??木造のちゃんとした家、、、

石神 は?


家、それぞれの家で値段がかなり違うが、だいたいはローンで長年かけて払う、日本の家はだいたい1000万ぐらいするが、ここ異世界だ冷静になれ、、、木造のしっかりした家、そして魔法がある、、、技術費と輸送費と材料費、、、、だいたい300万、、、は?


初めて石神は気づいた、考えてみれば傷にかけるだけでHPの20%や50%、80%も回復出来るこの回復アイテム、病気はおろか切られた人体や機能を失った内臓も回復出来るこれは、誰でも欲しくなり需要がとてつもなく高い、もしこの最上位回復アイテムを売ったら軽く億は超えるだろう、、、


お金返してと少し思ったがリュックを持っていた彼女がぶつぶつと頭を抱えて座り込んでいた、、、やっぱやめよう、、、


今さら売り戻しても300万分は返って来ないし、300万返してと言っても返って来ないだろう、、、


石神は現金で返ってくるのを諦め何か情報で返して貰おうと考える、


石神 、、、じゃあ、大銀貨は返さなくてもいいので俺の質問に色々答えてください、俺一般常識もわからないので、、、


この言葉を伝えてもらうとさっきまでぶつぶつと座り込んでいた彼女の表情が絶望から救い出されたような顔になり何でも聞いてと言わんばかりに目を輝かせて手を握って来る、

、、、、


リリィを通して冒険者達にこの拠点のことやお金のこと、そして自分でも出来る仕事のことなどを質問する、


結果としてこの拠点もともとは自分とリリィが居た難易度c級の森から出てくる魔物達を食い止める為作られた拠点で現在はこの森に入る冒険者の為の拠点になったという、


次はお金、この世界には小銅貨、銅貨、大銅貨、小銀貨、銀貨、大銀貨、金貨という7種類の通貨があり野菜などの値段から予測して、小銅貨から1円、10円、100円、1000円、1万円、10万円、100万円と10倍づつ上がっており、300万出はなく30万で立派な木造の家が買えるらしく、またこの世界の円はナノと言う、、、


そして自分でも出来る仕事に関しては誰でもなることが出来る冒険者がおすすめらしい、彼らは冒険者の中でも六段階中三段階目のc級冒険者そうでc級複数を相手に出来る自分は冒険者稼業でも活躍出来ると何故か保証され、もし冒険者になりたいなら紹介するなど言って手紙を貰った、、、


だがあの時は死物狂いでほとんど覚えていないのだが、、、


そしてこの情報は今はどうでもいいのだが犯罪者に人権はなく、犯罪者が持っていた物は一番最初に拾った人の自由にしてもいいらしい、また、犯罪者は捕まったら奴隷に身分が落とされ命は保障されるが罪を償うまで国の機関で仕事をさせられるらしい、


最後に勇者、試しに伝説があるのかとか、今いるのかと質問してみたところ、昔に魔王と呼ばれる大悪魔を討伐した勇者いるという童話ぐらいで実際に魔王がいたのか、勇者がいたのかは知らないと言う、


斎藤は自分が勇者みたいなことを言っていたが騙されているのかもしれない、まぁ勇者にしろ勇者じゃないにしろどうでもいい、、、


しばらくしてリリィと彼らは自分達の借りている宿に返って行き部屋に一人残される、時間的は今は真夜中なのらしいのだがさっきまで寝ていて眠気が起きない、しかし今寝ないと明日の昼が辛くなるので無理矢理寝る、意識がある暗闇の中、石神は時間をかけて眠って行く、、、


朝、森のように静かではなく人々の話し声や馬車の音、様々な音が聞こえる、そしてゆさゆさと誰かに揺らされ石神は目を覚ます、


石神 んー、、、んぁ?

リリィ あ、あの、起きて下さい石神さん、、、

石神 (あ、ここは天国か)スャー

リリィ あ、ね、寝ないで下さい!!


エルフの人見知りの身長約150のロリキャラ可愛いが起こしに来てくれるなんてこんな目覚めのいい朝はない、生きてて良かった、


最終的にリリィの掛け布団脱がしで石神は起きて、リリィに朝ご飯と言われながら部屋を出て廊下の階段を降りる、


階段を降りると集会場みたいな大部屋に出る、冒険者達は騒いでいたようだが自分を見た瞬間、時が止まったように静まったと思いきや小声でコショコショと何か話し始める、


居づらい感が半端ないがリリィに続いてテーブルの椅子に座る、そしてやって来た従業員に定められるような目付きで見られながらメニューを貰うがもちろん読めない、仕方ないのでリリィに自分の分もお願いする、


ただ周りからの視線が痛い、自分が何かしでかしたのか心配するほどジーと見られ睨まれ、コショコショと話される、気になってしょうがない、


心配になってリリィに今の現状を聞くと[品定め]と返ってくる、リリィも最初に入った時にこんな状況になったらしく未だに慣れないらしい、


要するに[自分より強いか弱いか、使えるか使えないか]を定めているようだ、自分のことをこんなふうに見られていると知ってしまうといい気分ではない、気にしないようにとリリィに今後の行動を聞くことにする、、、


石神 リリィ、これからどうするんだ?このまま町に向かうのか?

リリィ は、はい、一旦私のパーティー仲間と合流して向かいます、、、


となるとリリィ達が乗ってきた馬車に乗ると言う事だ、多分女性多に男少数だろう、、、まぁ中学時代美術部だったから女性が嫌がることはだいたい分かっている、多分、、、極力じっとしてよう、、、


そんなことを考えていると[お待たせしましたー]と朝御飯がテーブルに置かれる、


ベーコンっぽい薄い肉が乗った焼きたてのパンに森でも食べたしゃきしゃきと歯応えがある茎山菜の生サラダ、そして肉と山菜、そしてキノコが入ったスープ、


前まで肉や山菜、キノコなどは煮るか焼くか生で食べていたのでこのベーコンみたいな肉の香ばしい匂いやスープの匂いは現代には及ばないもののサバイバル生活を送って味の旨さを忘れた自分にはとても美味しそうに感じられる、


石神 いただきます、


パンは現代で言うトーストに近くベーコンみたいなのから出る肉汁がパンに染み肉の旨味成分をしっかりと堪能出来てうまい、スープには肉の旨味が山菜に染みキノコが隠し味的な辛味で久しぶりの味の濃いスープ、、、うますぎる!!


しばらく食べていると獣耳と尻尾を生やした女性と自分よりかは背が高く大人の女性感がある女性が声をかけてくる、


リリィと親しげに話したり抱きついているところを見ると多分パーティーメンバーなのだろう、少しして彼女達と目が合うと腰を折り謝り?始める、毎回の如く何言っているんだか分からない、ただ昨日彼らが謝った時に言っていた単語が聞こえるので謝っているのだろう、


リリィに翻訳してもらうと[私がちゃんと説明すれば石神さんが傷つかずにすんだのに、、、本当にごめんなさい]と、[君に槍を投げたのは私だ、リリィの恩人にもかかわらず申し訳ない]だそうだ、槍は痛かった、、、下手したら死んでたんだが、、、


まぁ、勘違いで起きたことだし治療もしてくれたし、もう諦めたので許してしまおう、自分がリリィの世話になるのだからリリィの仲間には好印象でありたい、


リリィに許すことを言ってもらうと[本当!?]って言う見たいに握手して来て手が痛い、昨日もそうだがこんなにも許したことに驚かれると自分がどんな状態だったのか逆に心配になる、知らぬ間に定めるような視線も減りガヤガヤとうるさい大部屋に戻る、


朝御飯を食べながら話しているとドン!と大部屋のドアが開き自分の鎧を持った背の小さい叔父さんが入って来る、再び大部屋は沈黙に包まれる、


その叔父さんは何かを探すようにキョロキョロと見渡している、ふとその叔父さんと目が合い、自分はすぐに目を反らすがが探していたのが自分なのか近づいてくる、見た目からして鍛冶屋のようだが、、、何かやらかしたか、、、いいや、してない、、、はず、、、


そう不安がっていると、鍛冶屋は獣耳女性と数秒会話した後リリィに何かを伝えて自分を睨んでくる、


リリィ あ、あの、、、石神さん、その、防具の修理を頼んだ鍛冶屋さんがこの防具何処で手に入れたのかって、、、


防具、、、スキルなんだが、、、ここは普通に言った方がいいのだろうか、しかし言ってしまうとめんどくさい予感がする、、、、、


石神 気づいた頃には身に付けてました


と記憶喪失設定に基づき誤魔化す、こんな誰かも知らなく信用度も分からない人に個人情報は渡せない、、、


それを伝えて貰うと彼は深いため息を吐き、防具をテーブルにガチャンと置いて帰っていった、、、一体何だったのだろうか、、、


リリィに話しを聞くと、さっきやって来た鍛冶屋さんはとても有名な鍛治職人で、勝手に傷が直る防具何て今まで見たこともないのでこの防具の使用金属や製作者がどうしても聞きたかったらしい、


まぁ、製作者自分何ですけどね、、、


パワードスーツを見る限り損傷部分は完全に直っており装備しても問題ない、何故かリリィ達にオプションやパワードスーツをペタペタと触られしばらく固まっているが男性の視線が痛い、、、


石神 あ、あの、馬車にはいつ乗るんですか?


さっきからずっとペタペタと触っているので少し心配になり質問して見ると、ピタッとリリィの手が止まり慌てたようすで仲間と話し始め、少ししたあとリリィに手を引っ張られ大部屋を後に外に出る、


アニメや漫画などの冒険者の町によく似た風景、大通りの左右に並ぶ店、大きな声で客を集める屋台、行き交う冒険者や商人など、その光景の中をリリィに手を引かれながら走る、


大通りの行き交う人々をかき分けながら走っていると馬車が大量に並んでいる所に出る、リリィはその大量にある馬車の中の一つに向かい操縦者らしき男性二人と話しをする、隣で見ていると凄くおどおどしていて心配になる、


そして話しが終わる頃、大部屋で別れたリリィの仲間二人が合流し全員で馬車に乗り込み馬車は町に向かって出発する、


、、、要は時間ギリギリだったみたいだ、


スプリングがなく地面から来る力を直接感じる馬車はゆっくりゴトゴトと舗道されていない道を進む、


ここから約1日で町に着く、流れる景色を見ながら町でやることを整理し想像する、、、

、、、、、


夕方、中継拠点を出て約7時間、空はオレンジ色になり夕日が地平線へと沈んで行く、それでも馬車はランプを付けて町へと移動する、


現在の石神はというと絶賛馬車酔い中である、地面の反動が直に来る馬車は乗用車でも酔う石神にとって今日1日で乗りたくないランキングの1位に君臨した、


石神 うぅぅ、、、はぁ、、、う、

リリィ その、補助魔法かけましょうか?

石神 いや、今後も乗るかもだし、慣れといたほうがいい、、、うぅぅ


馬車の乗って約30分ぐらいは獣人の名前はレナとか大人女性は実は鬼人で名前がミツハとか彼女らは一緒の孤児院で育ったなど自己紹介をしていたが途中で小石が多い道に入りガッタンゴットン上下に揺られもうアウト、、、


胃の中の物が出るようで出ない感覚に襲われ出してしまえば楽なのだがなかなか出ない気持ち悪い感覚になる、


こうゆう時は寝るに限る、横たわるスペースもないので壁に寄りかかりながら目を閉じる、、、

、、、、


ゆさゆさと誰かに体を揺さぶられ目を覚ますと町に到着したのかガヤガヤと多くの人の声や物が出す音が聞こえる、


リリィ あ、あの、着きましたよ、、その、二度寝しないで下さいね、

石神 しないよww


馬車の外に出る、そこは中継拠点よりも遥かに人や店の数が多く、賑わっている、電灯ではない白く光る石が柱や建物に灯り辺りを照らし、月の光を遮る物がないので暗闇も多少明るい、


レナとミツハはギルドで手続きをしてから帰る為別れ、リリィはお礼をしたいと言うのでリリィ達が住んでる孤児院に向かう、


町の大通りを外れ小道に入る、小道は大通りとは比較にならないほど静かで光は民家の窓から漏れる光と月の光のみ、小道ををしばらく進むと一つだけ大きな建物が見えてくる、どうやらここがリリィ達の家のようだ、玄関の上に十字架があるので教会兼孤児院なのだろう、だがいたるところに損傷箇所が見受けられいて、どうも人為的に傷つけられたようだ、、、


リリィに連れられ教会内に入ると様々種族の子供達が[わー!]と自分の元に集まって行き身動きが取れなくなる、足や手にしがみついたりパワードスーツをペタペタと触ったり、何か自分に子供達が言っているようだが分からない、だが表情からみるに拒否はされてはいないようだ、


リリィが子供達に質問攻めされてリリィが答える内容で何聞かれているのかだいたいは分かる、たまに顔が赤くなったりキョドったりしてて、見ていて飽きない、


色々と表情が変わるリリィを眺めていると奥のドアが開く音がして顔を向けると随分と歳をとって痩せ細ったシスターと神父とそれを補助する中学生ぐらいの若者達が出てくる、


神父 αζθΦλДГφПЗВРЩДК

シスター αζθΦλДГφПЗВРЩДК

リリィ ただいま、お父さん、お母さん、

シスター οεζλПКζλθεПζДЖВВС?

リリィ あ、えっとこの人は、、、その・・・

神父 ИЕЗЕωφτИА?


何やら神父が短い単語を放った後リリィは顔から耳まで一気に赤くなりそわそわし始める、何を言われたんだろうか、、、


リリィ そ、そ、そうじゃないです!私の命の恩人です!


リリィがそう言った後神父達の表情が一変自分とリリィはリビングに案内される、まぁ、殺されかけそうになったんだ、親だったら相当心配するだろう、、、羨ましい、、


自分の親は中尾にいいように言いくるめられて学費と自分を祖父母にまかせて何処かに行ってしまうし、近所からは蔑まれそれが原因で祖母は精神病になって学費と自分に貯金されていた金だけ渡され追い出される始末、、、昔の愛情は嘘だった、、、だから羨ましい、、、


もし、そんな親はいないと言える人がいるなら考えてほしい、ニュースで報道される虐待や育児放棄、昔では売買なんてあった、、、


リリィ達は孤児院出身なのだから親はいないのだろう、だが見るにここの子供達は神父やシスターを慕っている、子供は好き嫌いが一番分かる年代でその子供達が慕っているのだからいい人なのだろう、


そんなことを思っているとリリィにお礼のことで[ここに住んでみない?]と提案される、


さっき話していて神父達が提案したのだろう、現在自分は住む所もなければ言葉も分からない、だからこの提案は是非とも受けたい、


パワードスーツを脱ぎ顔を見合わせた後神父達に一礼する、


石神 ・・・よろしく頼む、

リリィ は、はい!歓迎します!


リリィの様子を見て周りの神父達も拍手や握手をしてくれた、


しかし歓迎されたのは何年ぶりだろうか、高校に入って約2年間、歓迎されるよりも邪険にされるほうが多かった、この経験のせいか今歓迎されているが後々邪険にされるなどとマイナス思考になってしまい、結果には喜べるが将来は素直に喜べない、


ただこんな考えを隠そうと無理やり笑顔を作りやり過ごす、


しばらく歓迎された後にレナ達も帰って来て歓迎された、リリィに自分の部屋を案内してくれて、ここのルールなどを聞くためベットに座り込む、

、、、、、、、


リリィ 、、、あ、あの、石神さん、その、お節介かも知れないけど、無理は、しないで下さいね


、、、何故分かった、、、と考えるが一つ聞きたいことが浮かぶ、


石神 あぁ、、、なぁ、リリィは何故、初対面な俺をそんなに信用、いや、心配してくれるんだ?


最後まで読んで下さりありがとうございます(*`・ω・)ゞ

誤字などは気付けいるのですが、もし誤字やこの表現は違うなどありましたらコメントで伝えてもらえると嬉しいですm(__)m

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