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掌編小説集1 (1話~50話)

元気の源

作者: 蹴沢缶九郎

成人式の会場。市長が祝辞を述べている最中、突然壇上に新成人が上がり、暴れ始めた。


その新成人を待機していた数人の黒服達がたちまち取り押さえ、別室へと連れていく。


椅子に拘束された新成人の頭に何やら装置が取り付けられ、しばらくした後、大人しくなった新成人は解放される。


新成人の頭に取り付けられた装置は『精力吸収装置』と呼ばれている。その名の通り、人から精力を吸収してしまう装置である。

また、その装置には吸いだした精力を別の者へ与える機能もあったのだった。


装置を開発した博士が、装置の効力を見届けた後言った。


「効力は抜群のようだ。精力を吸いだされた若者は大人しくなり、無駄に暴れる様な事もなくなる。また、若者から吸いだした精力を年配者に与えれば、元気に余生を楽しめるというものだ。全てがうまく回る。」

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