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歌神と平凡と猫  作者: 千代
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エンジェルズ

そこにいたのは見覚えのある喋る猫、うちの最期を見たモノがいた。少しやつれているように見えるが、そんなことは今はどうでもいい。今、確かにうちの名前を呼んだんだから!ていうか見えてるのか?いやいやいや、ここは希望を持たない方がいいな。違った時の絶望半端じゃない気がするし…。

ここは試してみるか!


『3回回ってニャンと鳴け!』

「なんでそういう流れになるんですか!!ここは感動のシーンじゃないんですか…。」


おお、会話成立!したよね、うん。見事なツッコミだな。

相変わらずキレッキレ。感動のシーンとか知ったこっちゃないんだよ!うちは今この状況に感動してるんだ!あああああ嬉しすぎるよ、見えてたよ、見られてたよ。あれ?なんか体がフワフワしてきた!?体無いけどw

頭が悪いうちでもわかります。成仏ってやつだね!

「成仏してしまうなら僕も死にますよ…。ひなの部屋の大切なコレクションを燃やしてからですけど~。」

………はぁ?!?!?!?あ、病院で大きな声出してすみません。てか、聞こえないから別にいいのか?とりあえず話を戻そう。今なんて言った?マイコレクションを燃やすとか物騒なことが聞こえた気がしたよ?え?なんのコレクションかって、教えるわけ無いじゃん!!

「誰に向かって話してるんですか…。で?成仏するのかしないのかどっちにします?」

『しません!マイエンジェルたちを燃やすなんてできません!!』


てことで、うちは成仏できず幽霊生活が始まるようです。どうなることやら…。

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