ベルリンにて・・・
初心者ですがよろしくお願いします。
だいぶ頑張ったつもりですが
言葉足らずな部分があると思いますが
どうか作者の妄想にお付き合いください<(_ _)>
1944年、ドイツ第三帝国は連合国に包囲されドイツはその圧倒的な物量に徐々に押されることになる、
そして戦争はいよいよ泥沼の戦いと化した。
1945年、そしてついにベルリンに総攻撃がかけられる、ベルリンでの戦いはまさに地獄だった。
砲撃によりかつてのベルリンの姿はなく、銃声が絶えず、兵士たちの叫び声がなり響く、そんな地獄のような中に少女は一人戦っていた、金髪で背が低くまるで人形のような華奢な体で、黒い軍服に身をまといシュマイザーを両手にこの地獄のような戦場を駆けていた。
少女にとってもう勝敗は関係なかった。ただ、敵を殺す、それのみに集中していた。
目の前で同僚が殺されようが関係ない、友人が殺されようが関係ない、ただ敵を殺せ、敗北主義者共をゲベーアで撃ち殺せ、それが少女に命じられた命令だった。
少女はベルリンでその命令に忠実に従った。
まずおびえて投降しようとした青年将校を撃ち殺し、自分の部下にこういった。
「こうなりたくなければ一人でも多くの敵を殺せ」
この場にいたSS親衛隊たちは自棄になり戦った。
少女は忠実に命令にしたがった、それが少女の存在価値だから。
敵を殺しつくせ、少女はただその命令に従った。
そんな少女の最後は壮絶なものだった、ライフル弾を何発もくらっていながらまだゲベーアを両手に持ち、敵に撃ち続けた、残弾もゼロとなり少女はナイフで敵を迎え撃った、しかし何十人か敵をナイフで葬っていた時、T34戦車が少女に砲塔を向けた。
そして少女は轟音とともにこの世から消え去る瞬間こう思った。
「ジーク・ハイル!!」
この狂った少女を見た連合軍兵士たちは彼女をこう呼んだ。
戦争の亡霊、と
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