第4話
第4話投稿しますよ〜!
楽しんでいただけたら幸いです(・ω・)ノシ
「やっと終わったかぁ……」
俺は最後の授業の終了と同時に机に突っ伏した。
「ねぇ西城君……」
ぐで〜としていると隣の席の水橋夏美が声をかけてきた………が、こいつとはあんまり接点がないような気がする。
「ん?なん……」
返答しようとしたら
またまた声を掛けられた
「龍一!帰ろうぜ!」
「あぁ、ちょっと待て!」
そして水橋に向き直る。
「んで、どうした?」
すると水橋は首を大きく横にふって「や、やっぱなんでもない……」とだけ言って、そそくさと帰ってしまった。
「? 変なやつ…」
と一言呟いて達也のところに行った。
そして帰り道。
「そういえばさぁ〜」
と達也が少しの沈黙を破った。
「ん?なんだ?」
「さっき話してたの水橋さんだよな?何話してたんだ?」
「あ?別に何も……」
何か無意識のうちに含みのある言い方になってしまう。
「何か水橋さん顔が赤かったし、もじもじしてたところをみると……怪しい」
達也が肘で脇腹をつついてくる。
「別に……、なんか言いかけて帰っちまったんだよ。」
「いや〜、龍一君はモテモテですなぁ〜」
と一人で達也が必要以上に頷いている。
「お前、人の話聞いてんのか?」
ネタだとわかっていても思わずつっこんでしまう。
すると達也が
「いやいや、もしかしたら水橋さんはお前と一緒に帰りたかったのかもな。」
達也の妙な推理に俺は思わず………。
「こいつ……かったりぃ」
とこぼれてしまった。
今回は学園生活の友と喋ってゆったりとながれる時間を書いてみました。
いかがだったでしょうか
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