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行動
クエストを見ていると、頭痛がしてきた。
誰かに呼ばれているような気がする。
怖い。それでも、クエストを進めるしかないそう感じた。
俺は部屋を出て、父さんと母さんと、先ほどと同じような会話を交わした。
母さんの朝ご飯を食べ、できる限りの防衛をしようと、自分の部屋だったはずの場所からバットを持ち出し、玄関へ向かう。
そうして外に出ると、家の前に百合が立っていた。
「遅いよー、優くん! おはよう!」
百合は大きな声で呼びかけてくる。
日差しをベールのようにまとった百合の笑顔は可愛らしく、金髪ロングの髪と、胸元の黄色いユリがよく似合っていた。
俺は警戒を解かないまま、ゆっくりと彼女に近づく。
「あー、バットなんて持ってどうしたの? 荷物になるだけなのに。あ、もうこんな時間だよ。ほら、早く行こ!」
「え? あ、ああ……」
警戒は外せないまま、呆気に取られる。
最初の時とは違い、俺は百合に手を引かれ、そのまま学校へ向かって走り出した。




