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1.有事

この作品は日本国召喚の二次創作です。もし、召喚される日本が別の史実を歩んでいたらのお話です。

「はぁ〜、なんで年明けからこんなところ飛んでんだろう。」

ワイバーンを乗りながらそうぼやくのは、クワトイネ公国軍第六飛竜隊所属竜騎士のマールパティマである。彼は今公国北東部の海域の偵察任務についていた。近年、隣国のロウリア王国の動きがかなりきな臭くなっており、もし奴らが海から攻め込んできた場合早期に探知、迎撃ができるようになっている。また、昨夜この海域で謎の発光現象が確認されており、ロウリアの魔導士による大規模な魔法攻撃の準備だと軍務部は考え、たまたま暇してた俺に哨戒任務の命が回ってきたわけだ。

マールパティマ「しかし、あの光は俺も見たが、魔導士が使った魔法にしては妙だったし船に乗りながら魔法を放つのは奴らも危険だとわかってるはず。しかもこの海域に島はないはずだし・・・。まあ考えるだけ無駄か。なら、こんな任務さっさとーーーーー?!」

その時北東の空になにかが見えた。それは初めは小さな点であったが段々とそれは近づいてきた。少しずつ輪郭があらわになってくる。

「羽ばたいて・・・ない」

それは羽ばたかずに空を飛んでいた。そしてそれはとてつもなく速かった。慌てて本部に連絡しようとしたとき、それは自分の頭上を通過していった。飛行物体の色は灰色、翼に一つの赤丸、それを認識した途端に飛行物体から発生した衝撃波に吹き飛ばされた。

マールパティマ「うわああああああ?!」

なんとか体制を整えたときにはすでに飛行物体はマイハークに向けて飛び去ったあとだった。マールパティマは慌てて未確認騎の発見と特徴、進行方向を本部に連絡し、報告を聞いた本部は迎撃態勢を整えるために各基地に魔導具で連絡するが、迎撃のワイバーンが出撃しようと滑走路に出たときにはすでに未確認騎はマイハーク上空を轟音をたてながら旋回していた。

ーー未確認騎内ーー

??「マジかよ、ファンタジーなんて信じてなかったんだが。ええ・・・マジであるんだ異世界転移、しかも国ごと。とりあえず偵察写真を撮りますか」

・・・数分後・・・

??「これでよし、HQ、HQ、こちらTHUNDER−34、強行偵察任務終了、相手さんの迎撃用の竜も飛び始めたため帰投する、Over」

??「HQ、Approved、ただし、交戦許可は出せない。繰り返す、交戦は許可できない」

??「THUNDER−34、WILCO、RTB‼離脱開始!!アフターバーナー展開!!」

ーー第六飛竜隊ーー

隊員1「うわぁ?!落ち着け相棒!!」

隊員2「耳が・・・」

隊員3「グッ、クソ!!何なんだこの轟音は!!」

隊員4「速すぎる!!!!追いつけない!!!!」

隊員5「おいおい、どこまで上がるんだよ・・・」

隊員6「クソ!!まだ半分も上がってないのに!!」

隊長「グウ···よもや何も出来ずとは···」

ーー大日本連合帝国帝都要塞都市区画ーー

??「それではただいまより御前会議を始めます」

??「まず初めに現在の我が国の状況及び、対策方から


この世界の行く末はかつて世界最強だったこの国に託された。


天皇「ウム、始めてくれ」

この世界の行く末はどうなるのだろうか。この世界で日本は再び動き出す。

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