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闇夜の星謡

作者: ゆのみ

いつから曲がりくねっていたのだろう

僕の雄大な長い夢は


もうずっと

この夢の海の中に浸っていって


君の中にも入っていけたらいいのに。




美しい星の夢を見よう


二人で夜空に虹をかけよう



深い深い闇の中に


このまま二人で溶けていけたら





そんなことを望んでいるなんて


君は知っているだろうか



僕は君が思うほど


ずっときっと


欲深な人間なんだ



君の中に溶けていきたい



二人で溶け合って一つになりたい





いつか訪れる約束の日に


母なる大地に還ってしまう前に。




すべての魂の安らげる場所





でも僕は君とだけ



君とだけ溶け合っていたい



夢の名を馳せるこの広い宇宙のなかで



たった二人



君とだけ




君の暖かさ


温もり


優しい声


存在のすべて




ずっともっと


ただ





ただ


感じていたいだけなんだ。





 

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