シーン6:夜告鳥の眠りは朝の訪れ
マルファス@GM:『う、が、ガアっ……こんな、こんな、こと……ッ』
GM:地に落ちた大烏は既に満身創痍で、その黒壇色の身体に黒赤い血を滑らせています。息も絶え絶えで、その姿は僅かに薄れ掛かっているようにも見えますね。
GM:大烏を屠る一撃を見届け、上空を浮かんでいたストラスがぼすっと降りてきます。
ストラス@GM:「いい戦いだったよ。お疲れ様、諸君」
グリス:今回の立役者、堂々の着陸
グリス:「ああ。さすがに焦ったし疲れたけど……ストラスさん、なんだよな。ありがとな」
フレンチ:「なんとか、なりました……」
レン:グリスくんの近くまで通常移動しておきます
吾輩:「こいつはどうなる」 死ぬのかな
ストラス@GM:「死ぬね。魔剣核を砕かれたらおしまいさ。同調しきっているから、トビアスも一緒に死ぬだろう」
レン:「ストラス様は……」
ダリア:「オラ、早くシエラ出せ」 マルファスくんを恫喝します(?)
マルファス@GM:『煩い、知るか。あっちいけ』 んべーってします
吾輩:「知るか。ではないぞ。義理とはいえお前の姉なのだろう」
ストラス@GM:「ああ、シエラくんなら大丈夫だよ。……まあ、詳しくは省くけど、彼女は安全な場所にいる。そうだよね、マル」
マルファス@GM:『……ふん。トビアスがそうしろって言ったからそうしただけだ。知ったこっちゃない』
マルファス@GM:『けど、殺しちゃいないのはほんとさ。だってあの女は、トビアスにとって……いや、なんでもない、知らない』
ダリア:「まあ生きてるならいいか」
グリス:「……それだけ聞いてると、トビアスも根っからの悪人って感じには、聞こえねーんだよなあ」
マルファス@GM:『いや、トビアスは悪い奴だよ。でもそういう風にしか生きられなかった。それもこれもストラスが悪い』
グリス:「ストラスさんが? 確かに、いろんな記憶を見てきた以上、ストラスさんには聞きたい事はあるけど……」
フレンチ:「はい、悪いです……死人も出ていますし……」
グリス:「そうだよな、うん。死人が出てるのに、悪くないわけないよな。けど、理解できる心があるってわかると、なんか、悪い奴って一概に言えなくて……」 (幽閉されてた坊ちゃんは意外と倫理観が抜け落ちてるのかもしれないって事で?
吾輩:「グリス、お主はこいつを裁くために戦っていたのか?」
グリス:「いや、違う。シエラを助けるために、目的を果たすために戦っていた。こいつは、その障害だった。それだけだよ。わかってる……はずだ」
吾輩:「うむ。吾輩らは別に、正義の執行者というわけではない」
吾輩:「奴が悪人であったかどうかというのと、吾輩らが倒すべき敵でなかったかどうかとは別の話だ」
グリス:「そうだよな。変に考えこんじまって、オレらしくねーよな。たはは……ありがとな、猫。お陰で少し、罪悪感みたいなのは消えた気がする」
レン:「死ぬ前に……何故ハル様――マルバスをあの遺跡へ置いていったのですか?
マルファス@GM:『……トビアスは、たぶん後悔してたんだ。妹と引き離されて、守れなかったことをさ』
マルファス@GM:『だから、今度こそ報いようとしたんだよ、きっとさ』
GM:そこまで言い終わると、強い露悪的な視線をストラスに向けつつ嘴を閉ざします。
レン:「妹……」
レン:「……そう」
ストラス@GM:『言ってしまったか。まあ仕方ない。妹と言うのは、君たちがハルと呼ぶあの女の子のことだよ』
フレンチ:「ハルちゃん……」
吾輩:「で。……うん? なんと?」
ストラス@GM:「うん、だからね。ハルはトビアスの妹なんだ。で、わたし――の同調していた男が、その父親という訳だ」
ストラス@GM:「つまりこれは広義の親子喧嘩だったという訳さ。ははは」
ダリア:「(身内の痴話喧嘩かよ)」
グリス:「ハルが、妹だって? そんで、ストラスさんが父親? 何か、頭がこんがらがりそうだぜ……」
吾輩:「…………」 宇宙猫の顔
マルファス@GM:『死ね……』
ストラス@GM:「さあ、こんなところで長話もなんだから、そろそろ帰ろうじゃないか。マル、お別れだね」
マルファス@GM:『さっさと行けクソ野郎。……あんたのこと、死ぬほど嫌いだったよ、御師様』
GM:それきりマルファスは口を閉ざし、地面に身体をくたりと横たえます。
レン:幼いハルちゃんへの仕打ち、父親がやったと思うと普通に引いてしまった(
GM:まあ引くよね
グリス:親子と言うのはやっぱりそういうものなのか……? って変な知識蓄えちゃうぞ!
レン:ちがいますよ! たぶん……従者もよくしらないな……
ダリア:月の民の倫理レベルがどのラインかまだわからんからワンチャンアルカモシレナイシ
グリス:あったらあったでヤダナー でもあってもおかしくなさそうな一族(?)というのがなんとも
吾輩:ワンチャンないでしょ()
ストラス@GM:「さあ帰ろう。諸君、わたしの身体に捕まってくれたまえ」
グリス:「ああ、わかった」 言われるがままに掴まりー
レン:グリスくんの腕を掴もう。直接でないとダメなら直接つかみますが……
グリス:レンさんに腕掴まれてるならそっちの手で腕握り返そうっと
レン:(羽をパタパタしています……)
フレンチ:「えええ!? シエラちゃんと一緒に帰れないんですか!?」 安全な場所って遠くなんかな
吾輩:その前にマルファスの前にかがみ込んで
吾輩:「言い残したいことがあれば聞くが」 と聞いておこう
マルファス@GM:『……御師様、ストラスは。全部見えてるけど、だから誰にも愛着がない。自分にもだ。……もしムカつくなら、ぶん殴ってやれ』 と小声でささやきます
グリス:ぶん殴ってやれw
ダリア:いいことを聞いた
レン:いいことを聞いた
グリス:魔力撃のグーパン案件ね 覚えておこう
フレンチ:【ストラスにグーを出す】
吾輩:「わかった。その時は、存分に」
マルファス@GM:『よろしくね。それがきっと、あの人の救いになると思うから』
ストラス@GM:「猫くん。急ぎたまえ。そろそろくしゃみが出そうだ」
吾輩:聞き届けたらストラスを掴もう。もふぅ
ダリア:「じゃあな、色男」 ストラスさんの足につかまろう
フレンチ:「……」 黙ってストラスバスに捕まるよ
グリス:「(次、レンが危ない目に遭ったら、オレは冷静でいられるのだろうか? 出来れば、この手をずっと離す事がなければ――)」 なーんて考えてますよ
GM:全員が身体に捕まったのを確認して、ストラスはふわりと翼を羽ばたかせます。
GM:頭部の光冠がゆらりと輝きを湛え、貴方達の視界は白一色に包まれて――
GM:気が付くと、そこはベルクラウド邸の玄関でした。
GM:先程まで漂っていた退廃的な雰囲気はありません。床の穴もありません。窓から差し込む茜色の日光が、静かな夕暮れを告げています。
ストラス@GM:「よし、抜けた。もう降りてくれて構わないよ」
GM:ふわり、と床に着地します。
ダリア:パッと手を離して着地 のび あ~疲れたぜのあくび
フレンチ:「ありがとうございます、ストラスさん」 降り降り
グリス:「よっと。何とか無事に帰ってこられて良かったよな。ほんと、ストラスさん様様だ」
レン:手を離すのが惜しいなあ、と思いながら羽パタしている
グリス:「ん? どうかしたか?」 自分からは特に離さないよ
レン:「あ、いえ……すみません」 慌てて手を離しますね……
グリス:(´・ω・`)
吾輩:よいせっと降り
吾輩:真・ベルクラウド邸はちゃんと人いるのかな
吾輩:おとんはあれモノホン使ってる……よな多分
GM:では。無事戻ってきて一息ついたあなたたちに向けて、上——二階の廊下から声が掛かります
シエラ@GM:「あ! アンタら! どこいって――うわなんだそれ、鳥!?」
フレンチ:「シエラちゃん!」
ダリア:「思いのほか元気そうだな」 見上げつつ
ストラス@GM:「ストラスだよ」
シエラ@GM:「なんだストラスか。驚かせやがって――喋った!? ってか待て、アンタら今までどこにいたんだよ!」
グリス:「確かに正しいけど、急すぎるな? ってか、本当に無事だったんだな! 良かった」
フレンチ:「私たちずっとシエラちゃんを探してたんですよ」
レン:「ええ、良かったです」
シエラ@GM:「探してたのはこっちさ、あんたらと一緒に巻き込まれて、あのクソ鴉の羽根に呑み込まれて――んで気が付いたら自室のベッドにいたんだ。でもアンタらの姿は見かけなかった」
シエラ@GM:「あんたらだけじゃなくて、誰も彼もな。親父も……いなかった」
グリス:「……ほんとに、丁重に扱ってたんだな。あいつ」
吾輩:「吾輩らはそのまま取り込まれていただけだな。いわゆる魔剣の迷宮というやつだ」
ストラス@GM:「シエラくんは外側に弾かれ、冒険者のみなさんは魔剣の迷宮で切った張ったを繰り広げていた訳だね」
レン:魔剣の迷宮で拾った猫のぬいぐるみ、まだあるでしょうか
GM:おお。ありますよ
レン:「その迷宮でこんな物を拾いました」 と鞄をごそごそします。はろー虎猫ぬいぐるみ
シエラ@GM:「ん? ぬいぐるみ? ……あ、それ……あれ、なんで、持ってるんだ、アンタ」
シエラ@GM:「……」
レン:「説明すると長くなるのですが……」
シエラ@GM:「んや、やっぱ説明はいいや。ともかくそれ、アタシにくんない? もう趣味じゃないけど、持ってなきゃいけない気がする」
レン:「私も、それが良いと思います」
シエラ@GM:「サンキュ。……なんだかなあ、誰も居なくなったのに、あんまりなんも感じないな」
グリス:「寂しくは、ないのか? ほら、肉親だったわけだし」
シエラ@GM:「疎遠だったし、弟に関しては今の今まで忘れてたし。アタシに取っちゃ騎士団の方が居心地よかったし、そんなには」
シエラ@GM:「でも。アタシが覚えてないと、誰も覚えててはくれないんだ。だからまあ、ちょっとだけ留めておきたいね」
グリス:「そういうもんなんだな。まあ、それならオレが言う事はないけど……誰にも覚えていてもらえないってのは、さすがに悲しいもんな」
レン:わたわた グリスくんに買ってもらったマントを羽織ります
ストラス@GM:「……そうだね。ではそろそろ帰ろうか。団長の胃に穴が開く前に」
ストラス@GM:「いやわたしの姿を見せたら多分穴開くな。ジラントの穴も開くだろうな。ふふ、楽しみだなあ」
シエラ@GM:「あたしはもうちょっとだけここに居るよ。先に帰って、報告よろしくな」
吾輩:「わかった。先に行っているぞ」
フレンチ:「帰ってもすぐには落ち着かなさそうですね」
レン:「(覚えられていないのは……悲しい、ですよね……)」 バルカンのことを思い出した
グリス:「待ってるからな。シエラがいない騎士団、少し寂しいからな」
フレンチ:「待ってますね」
シエラ@GM:「おう、後でな」
GM:では。貴方達はベルクラウド邸の扉を開け、外へと出ます。
GM:そしてその瞬間、貴方たちは目撃するでしょう。
GM:窓から降り注いでいたのは夕暮れの茜光ではありません。天頂に蠢く赤く赤い月の光が、静かに、厳かに降り注いでいます。
ダリア:「……あ?」
吾輩:「これは……」
GM:街は死に伏したように静まり返っています。そして、騎士団舎の方から黒煙が立ち上っています。
フレンチ:「あれって……」
レン:「紅月の刻……」
ストラス@GM:「……な、なんだって? 馬鹿な、早すぎる……!」
ストラス@GM:「すまない、わたしは先に騎士団舎へ向かう! 君たちも急いでくれ!」
GM:一瞬で憔悴に染まったストラスの身体が無作為に浮き上がり、空へと羽ばたいていきます。
グリス:「これ、一体どうなってるんだよ!?」
レン:「行きましょう、グリス様」
グリス:「ああ、そうだな。ストラスさんも言ってた通り、急いで戻ろうぜ!」
吾輩:はしれーはしれー
ダリア:舌打ちしつつ走り出しましょう 休む間もねえぜ
GM:輝く光冠に紅い月の光が攪拌され、静寂の帝都へと降り注いでいます。貴方達の目の前には、赤く赤い月が聳え立っていました。
GM:移民達への豊穣歌7話『寄る辺なく夜に依りて』完結です。おつかれさまでした!
一同:おつかれさまでした!
GM:次回、親権を掛けた夫婦喧嘩鳥バトルwith冒険者 乞うご期待ください
リザルト
通常1000+エネミーボーナス1,040(360+70+70*2+70+70+60*2+210)=2,040点
報酬:6000G+1146(5730/5)=7,146G
名誉点:26
成長3回




