シーン1:未確認魔人シンドローム
GM:では本日もお集まりいただき有難うございます。移民達への豊穣歌第六話、始めていきましょう。よろしくお願いします
一同:よろしくおねがいしまーす!
〈膨れ蛙の吐息亭〉の冒険者たちは銀弾騎士団からの依頼を受け、帝都の失踪者の足取りを掴む事に成功した。しかし元凶であったトビアス・コールには逃げられ、魔神に変貌した失踪者達も例の蔦によって消失。終幕を迎えるには苦いものが残る結果となってしまった。
その翌日、冒険者たちは新しい任務の為に銀弾騎士団の執務室へと呼び出されることとなる。
GM:一応の流れとしてはセッション終了後にニコルを預けつつ仮報告がなされており、そこで新しい任務については伝達済みですね。
GM:まあお察しの通り、地下の隠道から逃亡したトビアス・コールの行方を追え、というやつです。
フレンチ:まだこの近くにいるはずだ! ってやつ
グリス:逃がしたままにしておけない
GM:詳しい話については明日の朝にまた伝達する、と言われているので、貴方達が知っているのはここまでです。貴方達は朝早くから執務室へと向かうでしょう。
ダリア:目が開いてるんだか開いてないんだかみたいな顔で来ました 朝には弱い
フレンチ:顔を洗ってパンを食べて執務室行くよ
GM:一応確認なんですけど、呼び出しの前になんかやりたい事とかってありますかね
レン:デイリーゴーレム作成しますね
(※判定成功)
GM:さて。執務室に入ると、中には数名の銀弾騎士と、団長のアトラス@GMが居ます。銀弾騎士の中にはハルやユリシーズといった見知った顔もありますね。団長補佐ストラスは不在のようです。
グリス:何か身が引き締まる ぴしっと背筋伸ばしておこう
レン:いつもより羽を畳んでおります。
GM:貴方達の入室を見やり、アトラス@GMは部屋全体に声を掛けます。
アトラス@GM:「これで全員揃ったか。改めて皆、お早う」
グリス:「おはようございます」
フレンチ:「おはようございます!」
ダリア:「どうも」
レン:「おはようございます」
アトラス@GM:「さて。当事者である冒険者の諸君は既に存じているだろうが、例の失踪事件に進展があった」
ダリア:「仕事が早いね。さすが帝都駐在の騎士団様だ」
アトラス@GM:「昨日冒険者の諸君が追い詰めた、この一件の首謀者であるトビアス・コールについてだ。彼は街外の地下空間に潜み、その奥地へと逃亡した」
アトラス@GM:「昨日冒険者諸君の報告を受け、直ぐに奥地調査の先遣隊を派遣した。そこで判明した事実として、あの奥はどうやら魔動機文明紀の遺跡に繋がるらしい」
フレンチ:「遺跡……ですか」
アトラス@GM:「諸君、帝都ルキスラの地下に広がる都市遺跡の所在については認識しているだろうか」
吾輩:100年経ってもまだ探索終わってないの?
レン:百年後の遺跡については見識かしらん
GM:度々百年後の世界というのを忘れる。見識どうぞ。12ぐらいかなあ
(※フレンチ、レン、吾輩が成功)
吾輩:あーんグリス様が世間知らず
グリス:引き篭もりの子には教えてくれなかった(?
ダリア:ダリアも最近まで普通にバルバロスやってたので人族の街の内情を知らんのだ
GM:そうですね。100年の間に、侵入可能な遺跡群の内、上層~中層ぐらいまでは踏破されている筈というのを知っていていいでしょう。
GM:帝都という人的資源の豊富さを考えれば、もう少し奥の方まで探索が進んでいてもいい筈なのですが、そのような話は聞いたことありませんね
レン:では、そういうことをごにょごにょとグリスくんに耳打ちします
グリス:「さっすがレン、物知りだな」 ほうほうと聞いて笑顔で返します
レン:「ええ、まあ」 羽をぱたぱたします。
ダリア:ルキスラの地下ってそんな風になってるんだ、と思います
フレンチ:じゃあフレンチさんは最近までバルバロスしてた人間さんに小声で教えてあげよう
ダリア:「そこまで世話を焼かなくてもいいよ」 お人好しさにちょっと呆れてる
フレンチ:「すみません……」 がびーん
ダリア:謝らせるつもりではなかったが訂正も面倒なのでそのままに……してしまう……気遣いができない……今度ラーメン奢るから許して……
フレンチ:やったぜ
レン:グリス様と冒険するのによさそうな場所かもしれないので調べていた
グリス:目的が素敵過ぎますね?
フレンチ:グリスさまと冒険したい秘境100選!
ダリア:るるぶじゃん
レン:秘境というより魔境では
吾輩:「浅いところは粗方探索されつくしておるはずだというくらいはな。奥地ということは、未踏地域か?」
アトラス@GM:「未踏といえば未踏だ。だが深度で考えれば大変浅い。いわゆる、未着手の領域だ」
吾輩:「ふむ? まだそんなところが残っておったのか」
グリス:「もしかして、トビアスはその未着手の領域の方に?」
アトラス@GM:「ああ。その事についても後程説明しよう」
アトラス@GM:「少し話を戻そう。先遣隊の調査によれば、街外地下から侵入できる遺跡は、遺跡区に存在するとある魔動機文明紀の遺跡と同一である可能性が高いという」
アトラス@GM:「少しややこしい話だが、入り口が二つある同一の遺跡であると考えてくれたまえ」
レン:ふむふむ
アトラス@GM:「遺跡区側の入り口から侵入できる場所を『地下一階』と仮定するなら、街外地下から侵入できる空間は『地下二階』の関係性となる」
グリス:勝手口のある家でも想像していよう(PC
アトラス@GM:「で、赤毛の彼――グリス君の述べた未着手領域というのは、地下二階のことだ」
アトラス@GM:「実を言うと、地下一階――つまり遺跡区側からの入り口から調査したところ、地下へ向かう階段は土砂で埋まっていたらしい。その為、その遺跡の地下二階は立ち入ることが出来なかった。まさか街の外から侵入できるなどとは思わなかったらしい」
アトラス@GM:「という訳で、浅層でありながら未踏の領域となっている。理解できただろうか」
ダリア:「ひとまずは」
レン:頷きます。
グリス:「ああ、理解は出来た」
フレンチ:「一体中に何がいるのか……想像できませんね」
吾輩:「なるほどな。そこが袋小路であれば留まっておる可能性も高いと」
アトラス@GM:「その通りだ。日が経たない内ならば、追いつける可能性は十分にあると考えている。今回集まって貰った君達には、この遺跡の未踏破領域の捜索に着手して貰おうと考えている」
グリス:「それなら、早いうちに探索して見つけるっきゃねーな」
吾輩:「うむ。吾輩らも逃がした身であるゆえな、汚名返上できるのならそれにこしたことはないが」
フレンチ:「トビアスさんを今度こそ捕まえられるよう、頑張りましょう!」
レン:「(トビアス・コールは逃げるのが巧い……妙なことにならなければ良いですが)」
吾輩:「あやつ、予想外に高位の術師であったゆえな。正直取り押さえられるかわからんぞ。吾輩らだけでは」
アトラス@GM:「分かっている。だからこれだけの人数を集めた。君達も含め、実力者を選抜したつもりだ」
ダリア:「(随分とこちらを高く買っている)」
レン:部屋の中をそっと見まわします。大人数だなー。
吾輩:ざっと見た感じどんぐらいのレベルなんだろ
GM:メタ的なレベルで言えば7ぐらい? 2.0の正騎士的な感じ
グリス:われわれよりつよい
フレンチ:さすが先輩
ダリア:忘れがちだが我々平均5レベルのペーペー
GM:数値だけで行けばハルちゃんと貴方達より高いでしょうね。ハルちゃんは魔剣持ちなので特別に……って感じでしょう
吾輩:数で押せばいけるかなぁとうにょうにょ考えている
アトラス@GM:「また、魔神関与の可能性が高いと判断された為、今回は特別に、ハル隊員に魔剣の帯剣許可を出している」
ハル@GM:「……」
フレンチ:ハラキリ許可
アトラス@GM:「魔剣の能力使用のタイミングは君に一任する。……だが、無理はしないように」
ハル@GM:「……了解しました」
GM:アトラスの視線を払うように俯きます。どことなく微妙な空気感
グリス:昨日の今日だとさすがに気まずそう
レン:ずいぶん我々高く買われている。直近の実績もあるのだろけど
ダリア:魔神の素(失礼)が近くにいなければいいけどねえ
レン:変身するまであんまりわからんからなあ……ヤクきめてる感じだとヤバそう、くらいしか判断材料がない
アトラス@GM:「ちなみに、ルキスラ帝都内の遺跡にはその全てに管理用の名称が振られている。その遺跡は『死者の館』及び『ヴァルハラ』と呼ばれていたようだ」
グリス:「何か物々しい名前だな……」
アトラス@GM:「古い調査録には、不死系の魔物が多く生息していたという。各位、対策を怠らないように」
フレンチ:「死者の……館……」
レン:ホーリーウォーターほしくなりますね
GM:という訳で依頼を出すよ
依頼人:銀弾騎士団長 アトラス・ダウエル
依頼内容:トビアス・コールの捕縛
報酬:5,500G(1人当たり)
吾輩:わーお高給 これが公務員……
アトラス@GM:「騎士諸君には先行隊を、冒険者諸君には後続部隊を務めて貰う。任務開始は三時間後、12時よりとする」
アトラス@GM:「各位それまでに準備を整え、街外の指定地点へと集合すること。伝達は以上だ」
ダリア:「ふうん。つまり、あたしたちはあたしたちで好き勝手動いていいってことかい?」
アトラス@GM:「その方が冒険者殿の性に合っているだろう?」
ダリア:「まあね」 ニヤっと笑い
フレンチ:「いつも通りですね!」
グリス:「あはは、アトラスさんにはお見通しって感じだな」
レン:「了解しました」
アトラス@GM:「では、解散。……ああ、冒険者諸君は少しだけ残ってくれたまえ。話したいことがある」
吾輩:「む?」
グリス:「話したいこと?」
ダリア:居残りだ
グリス:補習
GM:ぞろぞろーと騎士達が出ていき、貴方達だけが残されますね。
レン:人が少なくなった。ちょっとだけ羽を広げよう。
アトラス@GM:「さて。昨日は忙しく、君達とはしっかりと話が出来なかった。こちらからの報告も兼ね、少しだけ話をさせてもらう」
アトラス@GM:「別に怒る訳ではないよ。まずは失踪騒動の件、御苦労だった。結果として悔しいものは残ったし、手放しで真相究明を喜ぶ訳にはいかないが……」
フレンチ:「そうですね」
アトラス@GM:「ともあれ、黒幕であるトビアス・コールの尻尾を掴んだことは、我々にとって大きな前進である。余り気落ちしないように、今後の成果も期待しているよ」
アトラス@GM:「ああそれから、これは私事なのだがね」
アトラス@GM:「ハル隊員が色々と君達に迷惑を掛けたようで、本当に申し訳ない」
フレンチ:「迷惑ですか? そんなこと全然!」
グリス:「ハルに迷惑を掛けられたなんて、ちっとも思ってないです。むしろ助けられたくらいで」
アトラス@GM:「誰に似てか、あの子はどうにも正義感が強い。魔剣を持ったことで、それがより顕著になってしまった」
ダリア:「(過保護)」
レン:「(隊長に似たのでは)」
グリス:「(これが父親の顔なのかなあ)」 って感じで見てる
アトラス@GM:「勿論、あの子の力がなければ立ち行かないのは十分承知している。あの子の祝福がなければ、我々は悪魔に刃を通すことすらままならない」
GM:だが、とアトラスは言葉を区切り、何とも言えないような表情を浮かべます。
アトラス@GM:「あの子は危うい。精神的にも肉体的にも脆弱で、まだ幼い。魔神討伐の重責を担わせることは、本当は正しいとは思えないのだ」
フレンチ:「……」
吾輩:「こっちにも似たようなのはおるがな。保護者がいないので野放図だ」
アトラス@GM:「それは……お互い難儀だな」 はは、と小さく笑います
レン:誰だろう……グリスくんは野放図じゃないしなー、などと思っている
グリス:誰だろうなー
アトラス@GM:「あの子は君達を信頼しているようだ。……同じ魔剣を持つものとして、どうかあの子の支えになって欲しい」
アトラス@GM:「……それは、私には出来ない事だからね」
フレンチ:「はい、勿論です」
レン:「(もう成人のように見えましたが……人族は時として過保護ですね)」
ダリア:そんなに大事なものなら奪われないようにしまっておけばいいのに、と思っている
吾輩:「気にかけるようにはしよう」
グリス:「アトラスさん、ハルの事をすごく心配してるんですね。大丈夫、オレもハルの事、大事な仲間みたいなもんだと思ってるので」
アトラス@GM:「……そうか。それは……嬉しい事だ。ありがとう」
アトラス@GM:「さて、時間を取らせて悪かった。君達も準備に――」
GM:と、アトラス@GMが締めくくろうとした丁度その時。執務室の扉がとんとんとノックされます
ストラス@GM:「やあ過保護団長、まだ取り込み中かな」
GM:かちゃんとドアを開けて入ってきたのは、魔術師兼いけ好かない男兼騎士団長補佐のストラスです
グリス:肩書き多いですね?
レン:銀弾の構成員は面白い肩書を持たなければならないのだろうか
アトラス@GM:「丁度今終わったところだ。……君には半日の休暇を出しておいた筈なのだが」
ストラス@GM:「いやいや、趣味で仕事をしていただけさ。丁度いい、冒険者の君たちにちょっとだけ報告」
グリス:趣味で仕事
レン:ブラック構成員だ……
吾輩:趣味と実益を兼ねた
ストラス@GM:「まず君たちが救出した男性だが、ニコル・ジョーンズで間違いないようだ」
レン:片方の羽をパサリと広げよう。聞き耳を立てる羽
吾輩:聞き羽
フレンチ:羽(耳)
ストラス@GM:「『魔神の苗床』としての処理を受けていたようだが、先程解呪に成功したとの連絡が入ったよ」
グリス:おー
レン:よかったー
フレンチ:「ほんとですか!」
ストラス@GM:「うん。薬物依存によるせん妄、及び極度の栄養失調による衰弱が見られるが、ひとまず身体的な懸念は消えたと考えていいだろう。時折狂ったように叫びだすから、今は騎士団の一室に軟禁してあるけども」
グリス:「そっか。ちゃんと助かって良かった」
レン:「そうですか。そうですね」
ダリア:「(向こうの手駒をひとつ潰すのにコストが高すぎる。次からは殺したほうが早そうだ)」
ストラス@GM:「あと、君達の報告を受けてマナ・フラレアの身体を検査したけど、こちらは異常なしだ。苗床としての処理もされていない」
ストラス@GM:「だが、念には念をという事でこちらも軟禁状態だ。両者とも不用意に接触しないようにね」
グリス:「ああ。まずは元凶をとっ捕まえない事には、だな」
吾輩:「そうなるとトビアスがマナ・フラレアを手放した理由が益々わからんな。釣り餌という風でもない気がするのだが……」
フレンチ:百合の邪魔をする男は消されてしまうからな
ダリア:世界の抑止力によって
ストラス@GM:「そう、そこなんだ。……実はひとつ気になるものがあってね、マナ・フラレアの扱いにも関係するかもしれない」
レン:聞き羽
ダリア:片眉を上げる。気になるもの?
吾輩:「なんだそれは?」
ストラス@GM:「これを見てくれ」 と、懐から何冊かの本を取り出します
レン:本だー。ぱたぱたします。
吾輩:温められた本
グリス:生暖かい本……
ストラス@GM:「これは君達が向かった地下空間の一室、魔術的施錠が施された部屋の中に有った物だ」
レン:「その本には、何と?」
ストラス@GM:「中は召異魔法の手引書となっている。恐らくはトビアスのものだろうね」
レン:「そうですか。敵の手の内を知るのも重要な一手ですからね」
GM:中をぱらぱらとめくれば、魔神契約の手筈を始めとして、召異魔法の知識についての記述が存在していることぐらいはわかるでしょうね。
フレンチ:猿でもわかる魔神入門 これで君も魔神マスター!
ダリア:CGかな?
レン:CGw
グリス:もれなく鼓咆と占瞳の知識まで付いてきちゃう
吾輩:読んでもよくわからないやつ
GM:まあ間違いなく禁書指定を受けているタイプのヤツでしょうね
フレンチ:禁書(3500円)
ダリア:中を覗き見てすぐに興味を失います
グリス:ちらって見てうげって顔します 難しいのがたくさん
フレンチ:「(ゴクリ……)」
ストラス@GM:「人に化ける魔神というのは、普通に考えれば、魔神の苗床によって封入具にされていた線が濃いだろう。あまりに様々な場所で発生している謎とか、魔剣による祝福なしでは刃が通らない謎は置いておくとしてね」
ダリア:「蔵書を調べれば他に何か情報が出てくるかもしれない?」
ストラス@GM:「うん。というか出てきた。ちょっと予想外の方向の情報なんだけど」
GM:といい、懐から出した内一つの本を指し示します。これだけ少しサイズが小さいですね
レン:「予想外、ですか」
ストラス@GM:「ひとつ気になる記述を見つけたのさ。トビアスの手記なんだけど、多分君達でも読めると思うよ」
レン:よみたーい
フレンチ:よむよむ
グリス:手記を覗き見るのは冒険者の性 読みますー
吾輩:のぞき見猫
ストラス@GM:「彼は文字が綺麗だね。過保護団長も見習ってほしいものだ」
レン:汚いんだ……
GM:というジョークを尻目に、貴方達は手記へと目を通すことが出来ます
トビアスの手記には、魔神に対する所感のようなものが綴られていた。彼が筆をしたためたのは三ヶ月ほど前のことのようだ。
『かの異世界からの来訪者に対し、私達の歓迎法は余りに煩雑であったと実感させられる。言うなれば客人に泥水を提供するようなものである。相互理解を前提とした関係性が構築できなかったのも、頷けるという話だ。
だが氏と出会い、私は新たな神託を得た。これからは新しい手法で、真の友として彼らを招くことにしよう。
苗床や供物など不要である。必要なのは同調、ただそれだけだったのだ。
彼らへの同調に必要なもの。それは彼らを、そして彼らの神を理解すること。疎まれ、追いやられ、全てを喪い続けてきた彼らと同じように、惰眠に耽るラクシアの民にも同じだけの喪失を与えればいい。
ある者は財を。ある者は地位を。ある者は四肢を。ある者は血脈を。喪失こそラクシアの民に課せられるべき罪過であり、それは神から私達への裁きである。
故に私の使命は、彼らを移民としてこの大地に迎え入れることである。
捧神し、神酔し、敬聴せよ。来たるべき紅月の夜に響かせ給う、移民達への豊穣歌を――。』
ストラス@GM:「朝から読むには……うん、少しばかり重かったかもしれないね」
レン:読んで考え事しているよ
フレンチ:「トビアスさんにアドバイスした人がいるんですね」
吾輩:「紅月か。そちらは何か心当たりがあるか?」
アトラス@GM:「……いや、分からない。君達はどうだろう」
ダリア:魔剣の夢の中のやつ?
GM:そうですね。1話で魔剣に触れた貴方達が幻視した光景にも、紅い月が登っていましたね。
レン:1話の遺跡の壁画と、魔剣が見せた夢と、あと2話の魔神村長もそんなこと言ってたね。
ダリア:「トビアス・コールは何故魔神どもをこの世界へ呼び寄せたがる? こいつにとって何かメリットがあるのか?」
レン:「生きるべきでない彼らと、彼らに手を差し伸べた“父”。彼らへの理解、すなわち喪失が魔神をより平易に呼び寄せる術……?」
ストラス@GM:「トビアスが何を考えているのか、困ったことに全く分からない。直接捕まえて聞き出すしかないだろうね」
グリス:「捕まえて洗いざらい話してくれれば世話ねーんだけど、な。ラクシアの民にも喪失、か。考えてる事が何か壮大っていうか」
ダリア:「動機が信仰とかいうやつならサッパリだね。理解不能だ。奪い取るならともかく、ただ失えっていうのも気味が悪い」
フレンチ:「失って、失った人の気持ちを理解しろってことなんでしょうか」
ダリア:「ハン、馬鹿げてる。喪失の痛みを他人と共有できるもんか」
吾輩:「3,000年前にも朱い月が登った、らしいぞ。災禍の象徴のようにな」
ストラス@GM:「ふむ、三千年前か。それは誰から聞いたのかな」
吾輩:「わからん。名は聞いた気がするが覚えとらんゆえな」
吾輩:「居場所はわかるが。それだ」 グリス様の魔剣ちょいちょい
アトラス@GM:「魔剣? その中に……居る、ということなのか」
グリス:「そうだ、確か魔剣の夢で……って事は」 魔剣じーっ
GM:魔剣はうんともすんとも言いません
レン:「やはり、力を失ったままですね」
ストラス@GM:「まあ、その話は追々だ。この議題は、結局トビアスを捕獲しなければ話が進展しないというところに集約してしまうのがネックだね」
グリス:「まあ、そう都合よく現れちゃくれねーか。トビアスが説明してくれることを期待するっきゃない」
レン:「こちらに分かるように説明してくれるとも限りませんね」 手記を見た感じ
グリス:「敵対してるわけだしなー。その辺は無事にあいつを捕まえてから考えるか」
ダリア:「(この痛みは、喪失感は、復讐の薪だ。お前らに施されるものじゃない)」
ストラス@GM:「うん。まあでも、一応念頭に置いておくに越したことはないと思ってね」
レン:「(ダリアも何かを喪失したことがある……? 白猫さんが推測していたように、蛮族絡みでしょうか)」 ちらっと見てまた目をそらす
フレンチ:「トビアスさん頭が良さそうだったので、遺跡で罠を張っているかもしれませんね」
ストラス@GM:「さて、こっちの話は以上だよ。遺跡探索の方頑張ってくれたまえ」
アトラス@GM:「何故か結果的に長い話になってしまったが……君達も準備を整え、街外の集合地点へ急ぎたまえ。私も向かうとしよう」
吾輩:「うむ。冒険者は冒険者らしく肉体労働に勤しむとしよう」
グリス:「ああ。遺跡探索、全力で頑張ってくる。これ以上誰も何も喪わせたりしたくねーしな」
フレンチ:「はい! 寧ろ与えてあげるくらいでなくっちゃ!」
ストラス@GM:「ハルの事、よろしく頼むよ」
グリス:「ストラスさんも若干、過保護入ってたりして。任された!」
GM:と、ス組に囲まれ難しい話を浴びせられる一幕はありましたが……ともあれ。貴方達は準備を整え、時間通りに街外へと向かう事になります。
吾輩:しまった、ダンジョンアタックということはまた人化を余儀なくされるのでは?
レン:前向きに考えよう。猫用扉のある遺跡かもしれない
GM:キャットフリーな遺跡にしたかった(遺言)
フレンチ:きっとキャットタワーが設けられてる遺跡だぞ
レン:ただの猫屋敷では?




