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【SW2.5】移民達の豊穣歌【キャンペーンリプレイ】  作者: 赤星
1話「剣と共に行く世界」
3/71

シーン1:滅亡の足音は遠くなく

グリス:Fig2、Sco1、Fir1

ダリア:Sho1、Mag2、Ren1、Enh1

フレンチ:Pri2、Sag2

レン:Con2、Sag1、Mys1、War1

我輩:Gra2、Sco1、Rid1

(※PC作成レギュレーションは、初期作成経験値3,000+500=3,500点からのスタートとなっている)

GM:はい、では本日はお集まりいただき有難うございます。『移民達への豊穣歌』記念すべき第一回、始めていきたいと思います。よろしくお願いします!

一同:よろしくおねがいしまーす!

GM:そういう訳で例のごとく自己紹介から始めていきましょう。イニブ上から順で大丈夫そうですかね

グリス:はーい

グリス:「オレの名前はグリス・フォルティシア。まあ、下の名前は飾りみてーなもんさ。理由? まあ、従者にでも聞いてくれ」

グリス:「種族は……まあ、人間らしい。ドワーフの家で育ったけどな。こまけえ事は気にしねー質でな」

グリス:「足は遅いがその分頭は回る! つもりではいる。とりあえず敵をぶっとばしゃ良いんだろ? それならオレに任せとけって!」

グリス:ファイター2、スカウト1、フェアリーテイマー1の《魔力撃》ファイターです。回避は置いてきた。たぶん口悪い系の子になりそうですが、ともあれよろしくですー


GM:では次、レンさんよろしくお願いしまーす

レン:「レンと申します。今はグリス様にお仕えしております」

レン:「できること、ですか……? 力仕事と、あとは魔法と占いを子供の手習い程度に」

レン:「グリス様をよろしくお願いします。私はお邪魔にならないよう、後ろに控えておりますので……」

レン:コンジャ2でミステウォリセージを1ずつの隷属ブロークンドレイクです。よろしくおねがいしますー


GM:次、ダリアさんお願いしまーす

ダリア:「ダリア・ロホカリュー。冒険者と名乗っちゃいるけど、蛮族の討伐依頼を主に受けている」

ダリア:「そうさ、アタシは蛮族が憎くて憎くて仕方がない。隷属蛮族もそうだ、すべての蛮族を根絶やしにしてやらなきゃ、ねえ?」

ダリア:「下手に庇い立てするようなら仕事の付き合いだからって容赦はしないよ。覚悟しておくことだね」

ダリア:シューター2、マギ1、レンジャー1、エンハ1。バルバロススレイヤー=サンになりたい。マギ先行育成の予定です

ダリア:誤射はしないよ! よしなに!


GM:次ー、フレンチさーん

フレンチ:「こんにちは! パン屋〈アニマルウッドバレー〉にようこそ! ……じゃなかった!」

フレンチ:「えっと、フレンチ・ハーヴェスト、パン屋を経営するリルドラケンです!」

フレンチ:「穏やかに町でパンを売るのが好きだったのだけど、終末が近づいてるって話を聴いて色々なものを見てみたくなったんです!」

フレンチ:「ご先祖様は戦う料理人だったそうなので、私もパン屋として戦います! そして、後悔の無い人生を送りたいです!」

フレンチ:プリ2セージ2のグレンダール信仰の光のパン屋です! よろしくおねがいしますー

吾輩:パン屋として戦う(とは)

ダリア:パン屋として戦うとか光のパン屋とか胡乱なワードが飛び交っている

フレンチ:滲み出るハーヴェストの血


GM:ではラスト、吾輩氏

吾輩:「吾輩はミアキスである。名前は持たない。好きに呼ぶがよい」

吾輩:「放浪の旅猫であるぞ。恵みを与えよ、さすればもふみを与えん」

吾輩:「これでもただの猫ではないゆえな、人並みの冒険者として働けるぞ。連れて行くがよい」

吾輩:グラ2ライダー&スカウト1、練技は置いて来た。この戦いにMPはついてこれそうになかったからな。以上です


GM:先週より長らく降り続いた雨に押し流されたのか、残暑の気配もすっかり衰えた九月半ば。

GM:“彩の都”ロシレッタを吹き抜ける潮風にも初秋の雰囲気が混じり、涼しさというよりは肌寒さをその身に感じる頃合いでしょう。

GM:ロシレッタ市街本土より湾中に向けて伸びる大橋の先、キーニング水上市街区と呼ばれる人工島の波止場には久方ぶりの晴れ空を祝うように純白の帆を掲げた漁船がいくつも泊まっています

GM:時刻は昼、丁度早朝漁に行っていた漁船が帰ってくる頃合いということで、市街区内は一層大きな賑わいを見せていますね。

GM:さて、そんな活気に満ちた市街区の一角。軒先に吊るしてある蛙の形の提げ看板が目を引く冒険者の店〈膨れ蛙の吐息亭〉。

GM:それなりに名の知れた老舗の冒険者の店ですが、昨今の蛮族衰退に伴い冒険者の需要が減少したことで若干経営が傾き気味のようです。

GM:現に今も、亭主のエルフと小間使いのコボルドを除いた人の姿は非常に少なく、片手で数えられるほどしかいませんね。

トリウィア@GM:「今日もいい天気で暇ですねぇ。お洗濯もお掃除もダグちゃんがやってくれたし……うーん、どうしようかしら」

ダグ@GM:「トリィどの、トリィどのー! 申しつけられておりました客室の清掃、無事完了致しましたーッ!」

GM:活気づく窓の外をぼんやり眺めながら一人ごちているエルフの女性がこの店の亭主、トリウィア・パーサイトです。そして、二階の階段からぽってんぽってん転がり落ちてくる毛玉ことコボルドのダグ

GM:首には重厚な鉄の輪〈安寧の首輪〉が嵌められていますが、それを意に止める様子はありませんね。境遇に慣れているのでしょう

GM:さて、皆さんはこの冒険者の店にやってきた駆け出し冒険者です。既に登録を済ませている方かもしれませんし、或いはこれから門戸を潜る方もいるでしょう。

GM:時刻は昼の十二時頃としましょう。お待たせしました、RPをどうぞ(丸投げ)(伝統芸能)

フレンチ:これから登録ウーマン

ダリア:登録自体は済ませていたことにして、レギュでもらっていた500点はゴブリン討伐依頼で成長していたことにでもしようかな。いまは部屋の日の当たらないところでガンの整備してます

グリス:主従組はどうしましょうね

レン:レンはご主人様の3歩後ろにいます。どちらでもー

グリス:3歩後ろ。じゃあこれから登録のために入店と参りましょー

吾輩:そのうち行くわ(雑)

フレンチ:「ごめんくださぁ~い」 入店するぞ

トリウィア@GM:「はあい、いらっしゃーい。あら、貴方は……初めての方ね? ようこそ、〈膨れ蛙の吐息亭〉へ!」

ダグ@GM:「よこそー」

フレンチ:「はじめまして! この街でパン屋をしているフレンチと申します! ほら、ここから歩いて5分くらいの……」

レン:近かったw

グリス:ここから見えそうw

フレンチ:ダリアさんも通ってるからね!

トリウィア@GM:「……ああ! 〈アニマルウッドバレー〉の! うふふ、いつもお世話になってます。わたしの旦那さま、あそこのパンが大好きなの」

かえる@GM:ケロケロ(ライドオントリィの肩)

ダリア:「!!?」 ちょっと腰を浮かしかけるダリアの前にはフレンチさんちの焼き立てパンが!

フレンチ:「いつもありがとうございます。当然なんですが、お店を他の方に任せて冒険者になろうと思っているんです」

トリウィア@GM:「まあ、そうなんです? ということは、ウチには冒険者になりに?」

フレンチ:「はい! お世話になろうと思って。あ、これ今朝作ったパンです! 美味しいので是非食べて下さい!」

ダリア:仏頂面を装って(パン屋やめちまうのか……後任がこの味を再現できるのか……?)とこっそり思っているよ

フレンチ:「オニギリをパンで作ろうって思って、三角のパンに挟んだ『パニギリ』を創作したんですけど……」

トリウィア@GM:「あらあらまあまあご丁寧に。うーん、そうねえ。この量はわたし達だけでは食べきれないし……あ、ダリアさん! よければパン食べません?」

ダリア:「……もらう」 大股でカウンターへ

フレンチ:「なんだか見覚えのあるものになってしまって……」

ダリア:「サンドウィッチか」 ひょいぱく

フレンチ:「あれっ! ダリアさんじゃないですか!! ハイ、サンドイッチです……」

ダリア:「……ドーモ。せっかく手に職つけてるんだからずっとパン屋やってりゃいいのに」 ぱくぱく

フレンチ:「勿論パンを焼くのは大好きなのだけど、ずっと同じ景色を見ているのは勿体無い気がして……。ちょっと不安だったんですけど、ダリアさんがいてくれてちょっと安心しました!」

ダリア:「ふーん。ま、死なないようにやるんだね」 ぱくぱくぱくぱく


グリス:「〈膨れ蛙の吐息亭〉、か。うっし、レン、ここに入るぜ!」

レン:「はい、グリス様」

グリス:しまった、レンさんに対してぶっきらぼうに振舞うつもりが最初から破綻した(

吾輩:初手破綻

レン:根はいい子

グリス:殺伐とか距離置く系RP苦手なんだ(

レン:じゃあその分ダリアさんと殺伐しよう!(

ダリア:わかった! グリスくんの分まで私がグリスくん煽るね!

吾輩:グリスくんを煽る

グリス:こっちかーい!

グリス:「なあ、その様って付けるの止めにしねえ? 何かかたっ苦しくて嫌だ」

レン:「……それでは、他の奴隷たちに示しがつきません」

グリス:「奴隷ってほんとめんどくせーのな。だから好きになれねえ」 ぶつぶつ言いつつ店に入るよやっと!

ダグ@GM:「らさいませー。……わお、トリィどのー。新しいお客様ですよー」

トリウィア@GM:「あら、まあ! その出で立ち、もしかして冒険者に?」 従者組を見つけて一瞬驚くけど、対応は普段通り

グリス:「そうだ! オレ達これから冒険者やろうと思ってな! こいつは付き添いみたいなもんだが」

レン:付き添いです。ペコリ。

グリス:「付き添いで納得するなよ……はぁ、いきなり従者が付くとかやりづれえったらない」

トリウィア@GM:「あらまあ、そうなのね! うふふ、今日は暇だと思ってたけど一気に賑やかになっちゃった」

ダグ@GM:「冒険者志望の方ー、登録用紙をお配りするのでお書きになって下さーい」 シュババッと用紙を配るよ

フレンチ:「は、はいっ! パパッと書きます!」

レン:すらすらと書こう

グリス:その横で同じくすらすらー

グリス:「なあ、レン。お前は本当にオレと冒険者になるの、嫌じゃないのか?」

レン:「嫌などは……私には過ぎた思いです。グリス様の思うままに従います」

グリス:「わりぃ、そもそもこんな事聞くのが間違ってたのかもしれねーな。まあ、役に立つのは確かだし、このままで良いか」

トリウィア@GM:「ひいふうみい……うーん、これぐらい集まればあのお仕事を回せるかしら……でももう一人ぐらい……いないかしら……」

ダリア:「冒険者になるってことは、戦えるんだな。アンタも。リルドラケンだし前衛かい?」

フレンチ:「多分素質はあるんでしょうけど、武術の方は全然で……でもでも、実は私こう見えても神官なんですよ!」

ダリア:「神官……パンの神とかかい?」

フレンチ:「パンの神様、いたら私も嬉しいですけど……グレンダール信仰なんです。私の家系は火に関わる人が多いんですけど、偶然も偶然火に関わってしまいました」

グリス:火に事欠かない

ダリア:放火に関わる人

吾輩:放火

フレンチ:犯罪者の家系

ダリア:「パン焼きに丁度いいってわけかい」

フレンチ:「そんなところです。ここで働いてからも、パンは焼いて行きますよ」

ダリア:「……」 内心ガッツポしてパニギリ完食しときます

フレンチ:「今度ダリアさんの為にカリカリのメロンパン、作りますね」

ダリア:主従の方はチラッと見てうわ蛮族だチッって舌打ちしてます(

グリス:ダリアさんの舌打ちには気づかないけど気の強そうな女がいるなあ……くらいに思ってます(

レン:チッってされるの慣れてるのでヘーキヘーキ。心にATフィールド貼ってます

グリス:心にATフィールド


吾輩:ではそろそろ。みなさんが書類書いてる間に窓をぱしぱしっとからから開いて忍び込む猫が一匹。飛び降りてダグを踏む

吾輩:ふみっ

ダグ@GM:「むぎゃっ! ナニヤツ!」

かえる@GM:けろっ!

吾輩@GM:「おっとスマヌ。気づかなんだ」

グリス:いきなり踏み台

レン:毛玉on毛玉

ダグ@GM:「むぐぐ……おのれ愛いにゃんこ殿……いくらダグが愛嬌で勝っているからと言って! この暴虐は!」

吾輩:「久しいな犬。とトリィ、ついでにカエル。吾輩参上である」

トリウィア@GM:「……うん? あら、ワガハイちゃんじゃない。お久しぶり、元気そうでなにより」

吾輩:「うむ、今日は賑やかなようだな。近頃は閑古鳥が鳴いているものかと思ったが」

トリウィア@GM:スッと移動して吾輩氏の喉を撫でるよ

吾輩:「にゃふっ……」 ごろごろと鳴く猫

トリウィア@GM:「そうねえ、今日は良い日みたい。ワガハイちゃんはどうしてここに?」

吾輩:「こちらに寄ったので顔出しにな。ついでに路銀稼ぎである。何か手ごろな依頼があれば受けるぞ」

トリウィア:「そうなの。もしおヒマなら、丁度頼みたい仕事があって……そうね、みなさんも準備が出来たら集まってほしいのだけれど……」

吾輩:「あとカエル、手土産の煮干しである。食うか?」 小さい革袋てしてし

かえる@GM:バッと飛び付いて煮干しをムシャるよ 気が利くな猫

トリウィア@GM:「と言っても、簡単な遺跡調査なのだけれど。最近はあんまり大きなお仕事も来ないみたいで、平和なのはいいことなんだけどね」

吾輩:お、仕事あるんか。って顔で他の面子を見回す猫

吾輩:「またけったいそうな顔が集まっているようであるな。えてして冒険者とはそういうものであるが」

トリウィア@GM:「うふふ、ワガハイちゃんがそれを言うの? でも案外相性良さそうかも、なんてね」

レン:ブレーメン感ある顔ぶれだなあ……

グリス:顔ぶれw

フレンチ:楽器を揃えよう

GM:アニマルランド(わりとよくある)

吾輩:わりとよくある(外に出ればレア)

ダリア:わりとよくある(この界隈だけ)

レン:[異貌]と[獣化]と[限定竜化]でもっとブレーメンっぽくなる……?

グリス:ブレーメンってか百鬼夜行感がすごい

吾輩:とりあえず猫はみんなの冒険者登録が終わるまでだらりとテーブルの上でぐてっとして待つよ

ダグ@GM:書き終わり次第光の速さで回収していくよ 出来るコボルドだよ

フレンチ:「書けました! これからよろしくお願いします!」

グリス:「こっちも書けたぜ。って、はやっ」

ダグ@GM:「わふん! トリィどの、無事集まりましたッ!」

トリウィア@GM:「ありがとうダグちゃん。ひいふうみい……うん。これぐらいいれば安心かしら。さてみなさん、早速だけれどお仕事を受けてみる気はない?」

トリウィア@GM:「お仕事……といってもまあ、近郊の遺跡の見回りね。興味があれば詳しい話をお伝えします」

フレンチ:「早速お仕事ですか? 任せて下さい!」

グリス:「早速仕事か! ならやるっきゃねーだろ!」

吾輩:吾輩もちろん受けるぞって感じでトリィさんの肩の上に陣取る(32kg)(目指せマサラ人)

グリス:エルフの肩には厳しい

ダリア:トリィさんの筋力32かもしれないし(?)

吾輩:つよエルフ

レン:B5

ダリア:「仕事……トリウィア、アタシに蛮族と仕事をしろっていうのかい?」

トリウィア@GM:「ええ。でももしかしたらお友達になれるかもしれないじゃない? 見たところまだ新米のようだし、ダリアさんが同行して下されば心強いのだけれど……」 32kgに自然に耐えるぞ

レン:つよエルフ

グリス:さては普段から乗られ慣れてるな(?

吾輩:普段からカエル乗ってるからな

ダリア:「……チッ。事故が起きても責任は負わないよ」 パンを買うお金がないから受けるしかないよね

フレンチ:「蛮族?」

レン:私は気にしませんよ、という感じで羽をぱたっと動かします。

グリス:「あん? 蛮族がいっと問題あるのかよ?」

ダリア:「お姉さんがいないと冒険も出来ないお坊ちゃまにはわからないだろうさ」

吾輩:「お主は……まぁ若そうであるな。隷属蛮族しか見た事ないのか」

グリス:「ばっか、ちげーよ! こいつがいなくても冒険なんて出来るっつーの! 付いてくるって言うからそのままにしてるだけだ」

フレンチ:「あ! 初めまして、フレンチといいます! 今日からここで働くことになりました! よろしくお願いします!」 レンさんグリスさんの所にシュババと駆け寄る

グリス:「あ、ああ。よろしく。オレはグリスってんだ」

レン:「レンです」 フレンチさんにぺこり

フレンチ:「グリスくんですね! レンさんも、よろしくお願いします! 今度美味しいパンを焼きますので、お近づきの印ということで!」

グリス:「は、はぁ。冒険者なのに、パン? よくわからねーけど、楽しみにしとくな」

トリウィア@GM:「うふふ、ありがとう。さあ皆さん、依頼書をご覧になって」

GM:トリィは依頼書らしき羊皮紙をカウンターに置いて、皆さんに見えるようにしてくれますね。


依頼主:トリウィア・パーサイト

概要:近郊の遺跡の定期点検

報酬:一人あたり500G


 場所はロシレッタから南に二時間ほど移動した先にある魔法文明時代の踏破済遺跡。内部には諸般の事情により回収できない魔剣が安置されており、これの管理を〈膨れ蛙の吐息亭〉が担っているらしい。今回の依頼は、遺跡へのの定期巡回のようだが……。


トリウィア@GM:「あまり刺激的なお仕事じゃないけど、やっぱり誰かにやって貰わないと困る事だから……。どう、お願いできない?」

フレンチ:「冒険者さんが定期的に点検に向かわれている場所なら、かけだしの私にもこなせそうです」

ダリア:「魔剣の力が周囲に影響を及ぼしているとか、そういう危険性はないのかい?」

トリウィア@GM:「そうねえ、今のところそういった話は聞いていないわ。一月前に見に行ったときは、静かに安置されていたという報告が上がっています」

吾輩:「今まで遺跡で出た魔物は?」

トリウィア@GM:「考えられる敵としては、忍び込んだ盗賊とかかしら。少なくとも内棲する魔法文明時代の生き物はあらかた退治された後だと思います」

吾輩:「ふむ、了解である。となると罠の類もみな解除されてそうであるな。時間経過で復活するタイプのものとかはあるか?」

トリウィア@GM:「いいえ、そういった話も報告には上がっていませんね。ただまあ、暢気でいるよりは警戒するに越したことはないでしょう」

吾輩:「なるほど、まぁそれだけ聞ければ後は現地に行けば大体わかるであろう」

ダリア:「こんな仕事はさっさと終わらせるに限るね」

フレンチ:「ダリアさん! どちらも良い方でしたよ!」 ダリアさんの所に戻る

ダリア:「……そ」 ふいっとフレンチさんを避けて主従組と反対側に行きます

フレンチ:「……」 悲しみの尻尾振り。ブンッ

ダリア:ガシャンッ

グリス:勢いある音ですね?

レン:威力11

吾輩:何か割れてませんか

フレンチ:リルドラの尻尾に注意

グリス:冒険始める前から借金背負うのか

吾輩:よくある。借金を返すために登録するとかな……

グリス:「……ああ、なんだよ、くそっ。オレの従者が悪いみたいに言いやがって……」 小声でぶつぶつ

レン:「申し訳ありません。私めのことは趣味の悪い持ち物程度にお考えください」

グリス:「……趣味悪いよ、お前はほんとに」

吾輩:「ところでお主ら話は聞いておるのか」

フレンチ:「そういえば先程から聞こえる渋い声はどなたの声でしょう?」 吾輩さんの声

吾輩:「なんと、吾輩存在を認知されていない」

ダリア:「そこの白猫だよ。厳密にゃ猫じゃないけど」

フレンチ:「?」

グリス:「依頼の話そっちのけみたいで悪かったな。ちゃんと頭には入ってるよ――って、猫ぉ!?」

レン:「ミアキスでしょう」

吾輩:「ここであるぞ節穴ドラゴン」 トリィさんの方からフレンチさんの頭頂へ移動ジャンプ

フレンチ:「わっ! ごめんなさい、あなたでしたか! 猫さん……?」

吾輩:「吾輩はミアキスである。名前は持たない。好きに呼ぶがよいぞ」

フレンチ:「わわわっ 危ないです!!」

吾輩:「むぅ、揺らすな揺らすな。仕方ない」 ひょいと降りる

グリス:「あ、ああ、そうか。ミアキスだよな。たまに普通の猫と見分けつかなくなるんだよな」

フレンチ:「ミアキスの方でしたか、喋る猫さんかと思いました。よろしくお願いします、ミアキスさん」

吾輩:「喋らなければそうそう見分けられんであろうよ。気にするな小童」

グリス:「小童……っ! そっちの方が歳重ねてるっつーわけかよ」

吾輩:「ここ10年子が生まれておらんのだ。お主より年下の方が少なかろうよ」

グリス:「そんなもんか。うへえ、年上ばっかのパーティとか、そんな気を遣えねえぞ……」

フレンチ:「大丈夫ですグリスくん、私も3年前に成人を迎えたばかりですよ」

グリス:「つー事はなんだ、フレンチもオレと大して変わらねーのか? なんだ、そりゃ焦る必要もねーな!」

レン:「33です。リルドラケンの成人年齢は30歳ですので」

グリス:「的確な指摘どうもな!? じゃあ全然ちげーじゃねえか!」

トリウィア@GM:「うふふ。もう質問は大丈夫かしら?」

ダリア:「ああ。この調子じゃピクニック気分になりそうだけどね」

トリウィア@GM:「まあまあ。では、遺跡の地図を渡しておくわね」 ダリアさんに渡しとこうか

トリウィア@GM:「あとはそうねえ……これはもしのお話なのだけれど、万が一魔剣の封印が解けたりしていて、簡単に持ち去られそうであった場合、なるべく回収してほしいの」

トリウィア@GM:「あ、でも身体に危険を及ぼしそうだったら無茶しなくていいからね。状況で判断してください」

ダリア:「いままで回収できなかった魔剣の封印が、だなんてたとえ話でも御免こうむりたいよ」 肩すくめ

グリス:「あいよ。そん時はちゃんと回収してくるぜ」

吾輩:「胸には留めておくとしよう」

トリウィア@GM:「魔剣は何が起こるか分からないので……回収出来るに越した事はないけど、皆さんの命の方が大事ですから」

トリウィア@GM:「なんて、不安がらせちゃいけないわね。さあ、準備が出来たら出発です。頑張れ冒険者!」

ダグ@GM:「ファイトー!」 火打石カンカン

フレンチ:「初めてのお仕事頑張ってきます!」 ダグちゃんにニッコリ

ダリア:コボルドに対してはどうかなー、ガン無視かなー せっかくお見送りしてくれてるんだけどな

GM:塩対応には慣れてるので大丈夫だよ 殺されなければセーフだよ

吾輩:「うむ、ではパッと行ってくるとしよう」

※持ち物最終確認タイム

吾輩:買い物ないです

レン:買い物ないよ!(残8G)

グリス:買い物ないですー(残り50G

ダリア:買い物する金が無いです >0G<

グリス:使い果たしてる

GM:パンも買えねえ!

フレンチ:パンの耳を分けてもらおう

ダリア:パンの耳素揚げして砂糖まぶして……

グリス:あれ美味しいんだ……

レン:おいしそう……

フレンチ:節約生活の贅沢

吾輩:パンの耳はおいしい

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