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8.リベンジ

ごめんなさい!とてつもない勘違いをしてました!前回の新スキルは一旦なかったことに…今日中に出てきますので…本当にごめんなさい。

本日は3話投稿予定。次はお昼頃に投稿します。

今日はサービス開始から5日目。

今週は結局、サービス開始日以外の日は、

毎日仕事から帰ってきて、飯と風呂を済ませた後の2時間ほどしかログインできなかった。

その間ひたすらレベル上げをしていたのだが、かなり順調である。

その成果がこれである。


プレイヤー名:〈トウキ〉

系統:〈不死系〉

種族:レイス

【特性】

〈霊体〉〈無音詠唱〉

【種族スキル】

〈魔素噴射Lv.6(↑3)〉〈幻影Lv.4(↑3)〉

【通常スキル】

〈風属性魔法Lv.7(↑3)(切断属性付与)〉〈識別Lv.6(↑2)〉〈隠密Lv.9(↑4)〉



例のレイスに襲われてから、先制されないように〈隠密〉を積極的に使っていたので、一番レベルが高い。

その次が〈風属性魔法〉だ。

これは単純に、攻撃手段がこれだけしかないから上がるのが速いだけだ。

レベルが5に達した時、新しい魔法であるウインドランスを取得した。

これは名前の通り、風でできた槍を発射する魔法で、詠唱時間がウインドボールよりも長いが、より速く飛ぶため、ピンポイントで相手の頭を狙う時とかに使用している。

隠密からの頭部を狙撃、とかやっていると気持ちいい。

威力も高くスケルトンならこの1発で、他の敵でもさらにダメ押しにウインドボールで確殺である。


魔素噴射もレベルが上がったことで、燃費が向上している。

魔力切れでだるくなることも減った。

幻影も、レベルが3上がってようやく、持続時間が伸びているのが感じられるようになってきた。



今日は土曜で、仕事がない。

まとまった時間が取れる、ということで、

すこし奥のフィールドに進んでみることにした。

というわけで、レナさん達に予定を聞いておいたところ、

午後からならインできるとのことだった。しかも運がいいことに全員が、である。

だから俺は、この前殺された【ノイ】を探してリベンジすることにした。

ただ、正直見つかるとはあまり思っていない。

あれからもう4日だ。

倒されていると思ったほうがいいだろう。

第一、たった一匹のモンスターを探してフィールドを歩き回るのは効率が悪すぎる。

ということで、今日の午前中は、なんでもいいから名前持ちのモンスターを探して狩ることを目標にした。


〈隠密〉を使って木に隠れるように移動し、モンスターを見つけたら〈識別〉をかける。


〈スケルトンLv.3〉


〈スケルトンLv.3〉


〈マミーLv.4〉


〈レイスLv.3〉


〈スケルトンLv.2〉


.........


そして、偶然にも、なんとも都合の良いことに、一番最初の獲物がこいつだったのだ。


〈【ノイ】レイスLv.6〉


なんかレベルが上がってる気がするんですが…

まあ、やることは変わらないのだが。

確かこの辺で殺されたよなーって場所を見に行ったら、そこからほど近い場所に漂っていた。


〈隠密〉を維持したまま、ウインドランスの詠唱を開始し、接近する。

それが罠だとも知らずに。


詠唱を完了した俺は、射程範囲ギリギリのところから、攻撃を開始する。

『ウインドランス』


魔法を放ち、隠密が解けたが、構わない。

ウインドランスはノイに直撃し、そのHPを2割強削った。

ノイがこちらを認識した、その瞬間。

地面から、モンスターが這い出してきた。


〈【ヴィーア】ゾンビLv.5〉


〈【ヌー】ミイラLv.5〉


〈【ウィー】スケルトンLv.5〉


なんと全員名前持ち。

まあ、俺にはレイスの攻撃しか当たらないので、

邪魔だよ!攻撃当たんないんだからどっかいっててくれよ!としか思わないのだが。

実質脅威となるのはノイだけなので、無視しようとするのだが、ノイはこの三体を盾にして戦おうとしているようだ。

さっきから魔法を散々放っているものの、最初の1発以外ノイに当たっていない。


もう埒があかないので、三体をまず無力化することにした。

倒すのではなく無力化だ。

切断属性を付与したウインドランスを使ってみる。

今まで使うまでもなく狩れてしまう相手ばかりだったので使わなかったが、ウインドボールに付与するよりも威力は高いはず。

それで盾役の足を切り、起き上がれないようにして、射線を確保するのだ。


『ウインドランス』


切断属性を付与したウインドランスはなんと、回転しながらスケルトンの足に向かって飛んでいき、なんと1発で両足を吹き飛ばした。

「うぉっしゃ!」

他の2体の足も、スケルトンほど簡単にはいかなかったものの、合計7、8発で3匹の両足の破壊に成功する。

その間、被弾はゼロだ。

相手が作り出した盾を、こちらも利用し、相手と自分の間に常に盾役がいるように移動したのだ。

こうなったらこっちのもんだ。


と思いきや、相手もそう簡単には負けてはくれなかった。


今度は周りにある木に隠れるように移動して、魔法を放ってくる。

隠れる木があるならべつにあの三体呼ばなくてよかったよな。

まあレイス以外には効果抜群の罠だったわけだが。


〈幻影〉を使い、相手の視界からの攻撃をしようとしたのだが、なんとこれに相手が反応してきた。


幻影など関係なしというように、本物を狙ってきたのだ。

察知系のスキルを持っているのかもしれない。


結局、魔法を唱える直前に魔素噴射で相手に急接近し、隠れられないほどの近距離で魔法を撃ち込む、という手順でどうにか仕留めることができた。



魔力が減って身体がだるいが、それ相応の収穫はあった。


【とある軍師の魂】


【とある衛士の魂】


【とある拳士の魂】


【とある忍者の魂】


ホクホクである。

早速取り込んで見るとしよう。




プレイヤー名:〈トウキ〉

系統:〈不死系〉

種族:レイス

【特性】

〈霊体〉〈無音詠唱〉

【種族スキル】

〈魔素噴射Lv.6〉〈幻影Lv.4〉

【通常スキル】

〈風属性魔法Lv.7(切断属性付与)〉〈識別Lv.7(↑1)〉〈隠密Lv.10(↑1)〉

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