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55.決戦前夜3

戦争クエストまであと数話あります。少々お待ちください。

今の時間は…9時か。


11時までもうあと2時間しかない。

今の幻影のレベルは…11か。


15で進化したりするのかね?

何となくだけど、しない気がする。

種族スキルはみんな、進化しないんじゃないだろうか。


種族スキルが変わるのは、魔物としての進化の時だけではないかな?

根拠は全くないけれど。


「さあ、じゃんじゃん狩ろうか!時間ないし!」

「目標はレベル15ですね!頑張ります!」

「空から索敵よろしく。俺が識別できない範囲だったらユウキが倒しちゃって。俺から見える範囲なら自分でやるよ。」


〈幻影〉は、一度の戦闘に一回しか使用できない。

だが、mmoである以上、どこからが『戦闘』と呼べるのかははっきりしない。

それを検証してくれた人がいたらしく、掲示板に書き込みがあった。

パーティーの誰かか敵が相手を攻撃した時点で戦闘は開始された扱いになるらしい。


つまり、空からユウキが相手を見つけ、俺に教える。

ユウキが遠距離用の魔法を敵に放つ。

その後2人で〈幻影〉を発動する。

ユウキの魔法が着弾して相手を倒し、戦闘終了。


これを繰り返すことで、俺たちはレベルを上げていった。


「サクサク行けるな。これ下手したら修正入るレベルで上がっちゃってるんだけど。」

「…あー、そうですね。これは運営が動いても文句言えないかも…」


実はこの狩り方、1分で2、3体狩れるのだ。

30分しかやっていないのに、使用回数は60回を超えたことになる。


この時点で〈幻影〉のレベルは3上がって14になり、目標まであと少し。


「あ、魂落としました。」


ユウキが倒していく中にネームドも混ざっているから笑えない。

なんかチートでもしている気分だ。

流石にこの混んでる中だから、ネームドはこの30分で1体しか倒せていないから、セーフと思いたい。


「なあ、ユウキってたしか魂〈司祭〉だよな。今いくつなの?」

「いま8ですね。トウキさんは?」

「俺も8。これならどっちか10まで行けそうだな。」

「まあ運次第ですね。30分1個で出てくれれば丁度足りますけど、そううまくはいかないと思いますよ。」


そうだな。

まああまり期待しないでおこうか。




高効率にばかり目がいってしまっていたが、実は俺の〈武装魔法〉、実戦投入はこれが初めてなんだよね。

敵が弱いので召喚した武器の耐久値が減り辛い。

まだ再召喚した剣は5本くらいに収まっている。


仮面の恩恵もあって詠唱時間は短い上に、黒鉄の剣なら一度の詠唱で4本まで出せるので、リザーブからのコピーみたいな煩わしさはない。

非常に爽快かつ快適。

敵を目視したらその瞬間に剣を飛ばして仕留めているから、どれくらい細かい操作が出来るのかとかは調べられていないけれど。


あと武装召喚で常に出しておくようにしているローブと長着だ。

ローブにはint+3、長着にはdex+3の補正がが付いている。

dexは生産にのみ影響するのかと思っていたが、どうも召喚した剣の操作のし易さもこの値が関わっているようで、地味にありがたい効果だった。



その後1時間半、ひたすらmobを狩り続け、俺とユウキの〈幻影〉はレベル20を超えるまでになっていた。


戦争クエストに向けて、

途中から俺たちと同じことをやる〈幻影〉持ちプレイヤーが増え、効率が若干落ちたのだが、それでも大満足と言える成果だ。


最終的に回収できた魂は2個。

どうやら1つ目を開始30分で入手できたのは運が良かっただけのようだ。

2つ目が出たのは2時間が経つ直前のことだった。


ホームに戻って、手に入れた魂を適当な人と交換して、楼閣の前に戻ってきたが、まだ誰もいなかった。


ステータスの確認でもして待ちましょうかね。


プレイヤー名:〈トウキ〉

系統:〈不死系〉

種族:忌魔アボミナLv.22

HP…440

MP…400

str…13(+7)[+24]=44

int…47→48(+3→+6)=53

vit…13

agi…23[+8]=31

dex…20→21(+0→+3)=24

soul…8→9

SP…0

【装備スキル】

[詠唱短縮・小]

【特性】

〈忌まわしき者〉

【種族スキル】

〈幻影Lv.22(↑11)〉〈禁術Lv.5〉

【通常スキル】

〈武装魔法Lv.3(↑1)〉〈識別・改Lv.10(↑3)〉〈魔力遮断Lv.20(↑10)〉〈錬金術Lv.6〉〈剣術Lv.7〉〈自然体Lv.6〉〈残心Lv.1〉


〈幻影〉と〈魔力遮断〉のレベルの上がり方はまあいいとして。


レベルが22になっていたのにSPを振り分けてなかったよ。

振ったのはintとdex。


剣の操作性が上がるのはありがたいので、ある程度やり易くなるまではdexを上げていくことにしたのだ。

strを上げるのはそれからにしよう。


次。

武装召喚でみんなが作ったローブと長着。

〈霊王の外套〉と〈霊王の袴〉と名付けられているが。

これは常に召喚しておくことにしよう。


実はこれ、装備の枠を埋めるようだ。

これを召喚している間、俺は胴装備を装備できない。

だが、まあそれなりにかっこいいし、intとdexを+3する効果もあるのでいいことにしよう。


〈幻影〉はやはり進化しなかったな。

進化がそもそもないのか、30であるのかはわからないが。


「おう。どうだった。〈幻影〉のレベルは上がったか?」


タカアキが来たか。


「おう。倍になった。」

「さらっととんでもないことを言ったな。お前と、一緒にいた惰精だが、掲示板で話題になっているぞ。ネームド以外の邪魔なモンスターを殲滅している奇特なプレイヤーだと。」

「やっぱり周りに何体かいたのか。魂も、狙ってはいたんだけどな。結局2つしか手に入らなかったよ。」


「おーい!」


お、他のみんなも来たか。

この2時間、みんなは何をしていたんだろうな。

聞いてみようかね。

文中にあるのでステータスは省略。

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