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41.クエスト消化

『戦意高揚!』


戦闘開始とともにレナがスキルを使用した。

味方の全ステータスを少し増加させるスキルで、他の指揮スキルとの重ねがけが可能な唯一のスキルだ。


ただし、戦闘開始時にしか使用できず、HPが3割を切るとバフが切れるという欠点があるらしい。第二陣を待っていた時に教えてもらったスキルだ。


ビッグマウスリザードたちは木々の間を縫いながら、意外に素早くこちらに向かってきた。

ビッグマウスと言っても、大口を叩く方ではない。文字どおり口がでかいトカゲだ。4足歩行時でも俺たちの腰くらいの高さがある巨大トカゲなのだが、頭がさらにでかい。

口は、開くと体の半分くらいは簡単に飲み込まれそうなくらいなのだ。


『リリース!』


4枚円盤を飛ばし、1匹を屠る。

リザーブされた魔法は威力が下がるのに、4枚で仕留められたのは、intに振り直した恩恵だろう。前は5枚全部使わないと仕留められなかったはずだ。




先程言ったことだけだとかなり凶悪な魔物に聞こえるが、

実はこいつには意外な性質がある。


草食なのだ。

口は大きく開けて威嚇するためのもの。

その証拠に口の中には臼歯がズラリ。

だから噛みつきはしてこない。体当たりと尻尾攻撃だけ。


それさえわかれば意外と狩りやすいのだ。

そこそこ速いと言っても図体がでかいので攻撃も当てやすい。




残りの2体の内の1匹にはナツキとコウがついている。


『龍迅脚!』


ナツキがジグザグに突進し、相手の前で前宙しつつ跳び上がり、頭に踵落としを決めた。

脳天に綺麗に入ったので、完全にトカゲの動きが止まった。


威断いたち


そこに追い打ちをかけるコウの技も、読みこそ可愛らしいが、やってることはえげつない。

相手の腹に剣を突き込み、それを踏み台にしてジャンプする。落下の勢いを利用して剣の柄を踏みつけて切り裂くのだ。

普通ならジャンプしてから落下までに時間がかかるので、使えないと思うかもしれないが、【忍者】の魂7つで覚える〈空中機動〉を使って空中を蹴ることで落下の初速を上げることができる。


腹を割かれたトカゲはもう虫の息。

とどめはお馴染み、


『虎哮拳!』


体全体に衝撃を伝える、ナツキの主砲。

相変わらず威力抜群。ステ振り直して威力上がってるし。


さて2匹目も終了。あと1匹。


タカアキ、レナ、キキョウが相手をしているはずだが……





……気の毒なことになってました。


タカアキが顔をつかんで無理やり口を開け、

すかさずキキョウが輪っか状にした包帯を上顎に引っ掛ける。

その包帯は後ろ足に巻きついている。


この状態で何が起こるか。

トカゲが口を閉めようとすれば後ろ足が浮き体制が崩れる。

逆に、歩こうとしても口を包帯が引っ張る。


これをシャドウバンデージで補強して出来上がり。

これで動けない相手を攻撃し放題という訳だ。

キキョウさんの捕縛性能が鬼。


レナさんは進化して覚えた〈闇属性魔法〉の『ダークボール』を口の中に連打してるし、

タカアキはメイスを脳天に振り下ろして気絶させていた。


しかし、全員が攻撃用のスキルを持っていない、もしくはレベルが低いので、まだ死ねていない。

タチの悪い拷問だこれは。



あまりにかわいそうなのでナツキが虎哮拳で一思いにやってあげました。


それでも戦闘時間は30秒もないくらい。楽勝。


依頼品だった大口蜥蜴の皮は3体から1つずつドロップした。


俺が消費したウインドソーサーをコピーで補充して、探索再開だ。




鎌蜘蛛は以前戦ったので割愛。

前ほど数はいなかったのでこいつらも蹂躙しました。


鱗粉に麻痺毒がある、麻痺蛾ことパラライズモスは、群れることはないが1匹でもいれば十分に脅威となりうるので、見つけたら俺が魔法飛ばして即殺。

これが今日の最優先ミッションでした。


鎌蜘蛛と戦ってる時に麻痺蛾が出てきたときは焦ったが、

全然苦戦しませんでした。


こいつとにかく脆いのだ。

どんなに弱い魔法でも一発で沈む。

だから適正レベル控えめだったんだな。


こいつの羽化する前の姿が、レナの受けた依頼の討伐対象になっていた黒芋虫、ブラックキャタピラーだ。

こいつは体長60cmくらいで超弱いが、害虫の中の害虫みたいなやつなのだ。

こいつは糸を吐くが、そのために周りの植物を食えるだけ食う。

草むらでこいつが蛹を作った時、半径3mが更地になった例があるといえば、いかに食いしん坊かわかってもらえると思う。


作られる糸は上質なものだが、こいつを放置しておくと森が枯れるうえ羽化した後も危険なので、常時討伐依頼の対象になっている。


「あと残ってるのは?」


「ごめん。薄刃蟷螂と薄刃蜻蛉も受けちゃった。」


「いや、まあいいんじゃない?そろそろ奥の方に行っても。」


この2匹はこの森の奥にいる魔物だ。

森の奥は、木は無いのだが、草が高く生い茂っていて視界が悪い。

そこに住む魔物は、草に隠れ、気配を消して襲いかかってくる厄介なやつらばかり。

一段難易度が上の場所だが、まあこのパーティーならいけるだろう。


とはいえ初めての狩場だ。

慎重にいってみようか。



レベルアップしてますが、書けなかったのでこちらにて。

SPはintに1、agiに1振ってます。

競争に負けたのは地味に悔しかったのです。


プレイヤー名:〈トウキ〉

系統:〈不死系〉

種族:忌魔アボミナLv.18→19

HP…360→380

MP…320→340

str…13(+7)[+24]=44

int…42→43(+3)=46

vit…13

agi…22→23[+8]=31

dex…20

soul…8

SP…0

【装備スキル】

[詠唱短縮・微]

【特性】

〈忌まわしき者〉

【種族スキル】

〈幻影Lv.10〉〈禁術Lv.2〉

【通常スキル】

〈風魔法:剣戟Lv.24(↑2)〉〈識別・改Lv.6(↑2)〉〈魔力遮断Lv.8(↑2)〉〈錬金術Lv.6〉〈剣術Lv.3(↑1)〉〈自然体Lv.3〉〈残心Lv.1〉


武器1:なし→鉄の剣

武器2:なし

盾:なし

頭:なし→精霊の仮面

胴:なし

足:装備不可

装飾品:なし→精霊の鞘


※残心のレベルを1に修正しました。スキル使えないのにレベルが1じゃないのはおかしいので。

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