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君へ。

作者: 舞華 恋風

桜の花びらが舞った。

美しく、儚く。


私の恋は、きっとこの桜の花びら。

美しくて、儚いもの。

そうでなくてはならない。


君を思うと、

胸がキュっと締め付けられるような感覚におちいる。

それは、チクチクと、私を傷つける。


この恋は、本当は美しくも儚くもない。

ただ、虚しく、悲しいだけの恋なのだ。


この恋は、叶わない。

なぜか?

きっと、君は私が嫌いだから。

そんなの、思い違いじゃない?と、

なんども言われた。


そうかもしれない。

でも、絶対に告白なんてしない。


君に、もし好きな人がいたら。

考えただけで、吐き気がする。

それなら、そんな事実を知るくらいなら、


嫌われているからと、思っていた方がまだ幸せなのだ。


だから私は、この恋を、美しく儚い恋として終わらせたい。


いや、終わらせる。


自分のために。


でもいつか、私がまた恋をすることができたなら、きっとその時は、想いを伝えようと思うのだ。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  本当に好きな異性には、なかなか告白できないです。 [一言]  守りに入ってしまう気持ちは、私も体験しました。こういうときにかぎって、両想いだったりして、天のいたずら心に振り回されているよ…
2016/02/22 07:42 退会済み
管理
[一言] 初めまして_(._.)_ こちらの作品とても共感しました。 私も主人公と同じだなぁ…と思いながら、読んでました。
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