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第三話 黒
クラントはステッドに言った。
「ラーヌというやつは人間の生き残りでしかも、もう一度世界を支配しようとしている軍団のナンバー2らしい。」
「ナンバー2か、最悪な敵だな。」
ステッドはベッドで寝転がった。
「しかし、あいつは兄を殺している。」
エオンはステッドに少し喧嘩を売るかのような言い方をした。
「お前の戦った敵はお前より1000倍も強いらしいぞ。良かったなー上手く逃げきって!」
「エオン!少し黙れ!俺は疲れているんだよっ!」
ステッドは誰も知らない道を知っているため、そこから抜けようとしていたのである。
再び、生き残りの人間達が攻めてくるという警告が鳴った。
「また、人間の生き残りか。」
「しかも40人。これはまいったなぁー!」
ステッド達には打つ手はあるのか?
次回 第四話 攻。お楽しみに!