表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

ネタメモ

本編ではないです。

こういうの書きたいなってメモ。

幽霊しか好きにならない彼のお話。

面白そうだったら反応お願いします!

いくつかネタメモで上げてるので、好評なものから優先で形にしていこうと思ってます!

私の好きな人は幽霊しか好きにならないらしい

「花子さん!付き合ってください!」

「ふっざけないで!!あと女子トイレに入らないで、このド変態が!!」

「…それはそう…」

これで彼が幽霊に告白しているのを見るは3回目

昔から幽霊が見えて、怯えて育ってきた。

周りから不審がられないように見えないように接する癖をつけた


「待って~。ああもう…好きです!つきあってくださーい!」

「そんなしょうもないことに付き合ってられるか!」

今度はろくろ首さんに告白しているらしい

廊下を長い首で通り過ぎていくのをぞっとしながら眺めて、その後ろをダッシュで

追いかけている彼を見て思わず笑ってしまった。

周りからただ彼が愛を叫びながら走ってるようにしか見えないので

変人だ。


いつの間に目で追って、羨ましくて好きだと思った。

自分らしいあなたが。

初めて人を好きになった私は、どうやらメンヘラ気質らしい。

この屋上から飛び降りて幽霊になることを望んでいる。

まあ、幽霊になったからって好きになってもらえるかなんてわからないけれどね

そう…一歩踏み出せば…

そのはずだった。

「何してんですか…」

「…なんで引き留めちゃうのかな~」

「好きな子が死にそうだったら止めるでしょ」

「はあ?ろくろ首さんは?」

「へ?」

「あっ…」

「ああ…彼女の目元があなたに似てたからあと黒髪だから告白の練習に手伝ってもらってたんです」

「え…??」

「花子さんもですよ?あなたのこと詳しそうだったので…」

(確かに花子ちゃんとは、お悩み相談したことある…。だっていい子だし。

怖くないし…。周りにバレないようにするすべは花子ちゃんに教えてもらったといってもいいし、というか多分あの子私についてきて小中高までトイレ引っ越してるし…)


「俺、君が幽霊になって触れなくなっちゃったら悲しいんだけど」

「え…え?メンヘラですけど大丈夫?」

「俺が好きで幽霊になっちゃいたいなんて大歓迎。可愛いじゃん」

「浮気とかされたら、刺しますけど」

「しないから大丈夫だね」

「…」

「…付き合ってください」

「…はい」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ