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36 桃花さんと話をしました①

「桃花さんもこの住宅街に住んでるの?」


「はい。 私の家は向こうにあるので」


「向こう……冬先輩の家の付近?」


「そうです。 今日は冬先輩の家に行ってたんですね」


「ま、まぁ、そうだよ」


 帰りにまさかの桃花さんとの遭遇。

 どうやら彼女の家は、冬先輩の家の付近にあるようだ。


「お二人は仲がいいですね。 部活の時からそう感じてました」


「ああ、見せつけるような感じになってごめん」


「いいですよ。 私の彼氏もそれくらい積極的であれば……」


「ん? 彼氏がいたの? もしかして君の兄のサークルの?」


 部活の時に桃花さんは僕と冬先輩が深い仲だと気付いているようだった。

 見せつける形になってしまったようで謝罪したが、彼女はその積極さを彼氏にもと言った。

 桃花さんにも既に彼氏がいたというのは初耳だったが、もしかしてと思い、予想する形で聞いてみた。


「そうです。 サークルのイラストレーターを担当している眼鏡の男性です。 兄と同い年で同じ大学に通っている人です」


 的中しちゃったよ。

 まさか、彼女の兄のサークルの絵師担当の男性だとは。

 その人は大学生で、彼女の兄と同じ大学に通っている眼鏡を掛けている人らしい。


「あの人は草食系ですから、なかなか進展がないんですよ。 常に私の事は気に掛けてくれてますが……」


「ああ、草食系か。 僕と同じ……」


「そういえば、優真くんも冬先輩によく迫られていますしね」


「あはは……、恥ずかしいなぁ」


 どうも彼氏は草食系男子らしく、なかなか進展はしていないらしい。

 まだ、桃花さんの事を気に掛けている辺り、破綻はないだろうが……。


「それでもあの人は優しいけど、許せない人に対しては容赦はしないんですよ。 私が悪崎と取り巻きの事について兄に打ち明けたところ、その人にも伝わって、かなり激怒してました」


「おおぅ」


 大人しい人に限って怒らすと怖いというのはこういう事なのだろう。

 彼女も悪崎の取り巻きに陰キャかつ底辺扱いにされていたので、それを兄に打ち明けたようだ。

 その結果、話が桃花さんの彼氏にも伝わり、激怒しているようだ。


「実際に彼氏は悪崎のアカウントに突撃して、悪崎のアカウントを炎上させましたから」


「炎上!?」


「どうも悪崎は侮辱罪に引っかかるような中傷をつねに書き込んでいたみたいで……これですね」


「うわぁぁ……」


 桃花さんがそう言いながらスマホを僕に見せた。

 すると悪崎のアカウントの書き込みに対し、炎上しているのが分かる。

 しかもあいつ、実名で垢を作ってたのか……。

 何やってんだよ……。


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