遊園地とデート
おはようございますっ!!
こんにちはっ!!
こんばんはっ!!
咲ヶ丘ゆづきですっ!
【それでも俺は】第三部です!
ぜひご覧下さい!(´・ω・`)good
朝ごはんを食べて、
少し一息つくと、きゃっきゃっとさゆりが笑い出した。
「ねね!遊園地行こうよ!」
「はぁ?急過ぎだろ、それに今日仕事なんだがーー」
「そう、そうなのね……フフフ、いいよ、いいわよ、あなたがそういう態度とるなら……」
何だかまた恐ろしいことを言ってきそうだ……止めないと!
「わ、分かったから!落ち着けって!な?」
「……。女の子怒らせると、怖いんだよ?」
どういうことだ……?
「私は、あなたの秘密を握ってます。ばらされたくなかったら、言うこと聞くことね(脅迫)」
ひ、秘密……?い、いや、まさか……だって、俺の部屋の隠し部屋(ベッドの下)にあるんだ……。最近の男はそういうのベッドの下になんて隠さないって……そう思ってたけど、見破られた?ま、まさか、な?
「これは……何ですかぁ~…?」
それを見せられたとき心臓がえぐり取られそうになった。
「そ、それは……、それだけはやめて!やめてくれぇ!」
何故だ、何故ばれてんだ!
まずい、非常にまずいぞ!
「あーあと、これもww
見たとき笑っちゃったよwwwあー今見ても……プギャーお、お腹いたいぃぃ……」
さすがにイラッときたのでこちらも徹底抗戦することにした。
「お前のノートちょっと見たーーグッハッ」
「死にたいのかな?いいのよ、ばらしても」
思いっきり蹴りで吹き飛ばされた。こいつ……ほんとに俺のことすきなのか……ほんとはきらいなんじゃ……。
「……はぁはぁ……実は堕天使…ーーーウゲェアアアアーーー」
「次言ったら、息の根、エイエンニトメテアゲル。
言うってことは言われる覚悟があるってことだよね?
えーっと?好きなアニメランキングヒロイン
結婚するなら……何々?
やっぱお兄ちゃんと呼んでくれる妹キャラ……」
きも……。
こ、怖いです。さゆりさん
「お、お願いします。何でもしますから……ばらすのだけは……」
「ん?今何でもって?なんか可愛いなぁ~もっといじめたい~♪えーっと?
俺の胸に飛び込んでこいよハニー(キメ顔)」
草超えて地球が森林
もうやめたげて!俺のSAN値はもうぜろよ!
「あー面白かった!で、どうするん?」
即答だった。
「行こう!行きましょう!逝かせて下さい!」
「よろしい!素直だ」
いいこいいこと頭を撫でられる。
完全に立場が逆だ。
ちなみにノート事はあれは嘘だ。見ていない。見れるわけないだろ。女の子のノートなんて。俺にはそんな勇気はない、、、が見たかった……なんてとてもじゃないが言えない。
そんなこんなで遊園地に行くことになった。
遊園地かぁ~小学生以来いってねーなぁ。
どこで待ち合わせる?俺んち集合でいい?と聞いたら
睨まれ、
こういうのは、ムードが大事なの!ムード!
と言われたので
近くの公園でまちあわすることになった。
女の子はよく遅れてくるらしいが、あいつも例外ではないようだ。すでに20分遅れている。
来たときの為に飲み物でも買っておこう。
俺はお金を入れてブラックコーヒーとオレンジジュースを選び購入した。
数分後待っていると走って駆け寄ってくる一人の女がいた。
「ごめん~♪まった?」
誰、こいつ。
さらさらの長い髪は風に揺れるたび清らかな香りが神経に響く。
目元は、未来をも見えるかのような美しい瞳。
顔は、言うまでもない
言うなれば
八万年に一度の極上級絶極美少女。
「ねえ、聞いてる?
そこは、【待ってないよ、俺もいまきとこ。あとやっぱお前可愛いから心配したよ。ナンパとかさ、俺の女だから。今度は迎え行くよ】でしょ?」
服装は、少し寒くなってきた事を配慮したのか
もふもふのパーカーとワンピース、白い清楚なスカート。
靴はまさかのハイヒール。
いや、ほんとにこいつ誰だよ。俺の記憶にいないんだけど
「てかさ~せっかくおしゃれしてきたのに【可愛いね、もう離さないわ、いや、離せないわ】くらいない訳?足踏んでやろうか?」
やっぱこの女、怖い
何も言えなくなった俺に
頬を膨らませている謎の女。
もし、こいつが、本当にあいつじゃなかったら……うけるよな
「じゃ、逝こっか!ゆうーくん?」
謎の女は手を繫いできて
引っ張ろうとしてきた。
ん?ちょっとまてゆうーくん?誰?俺、端畑累利亜なんだけど……え、完璧に人違いじゃ……
今思うと、この時から
地獄は始まっていたようだった。
「ごめん~泣まった~泣
待ったよね!心配したよね!ごめんね!もう離れないから!……え」
え?
「りーく~♪ん~♪どういうことかなぁ~♪」
そう、今俺は、デート前に
他の女と手を繫いでるのだ。あ、死んだわ。もう覚悟しろよ。死ぬ覚悟。脳が直接訴えている。
さゆりさんは髪が長くて
以下省略
それから、全く記憶がない。あるのは朝起きたら、こいつが裸エプロンだった、と言うことだった。
今は、というと、
⭕⭕⭕⭕マウンテンの屋上から落とされそうになっている。
「あ、あの……さ、さゆりさん」
「何?」
当然だが非常に機嫌がよろしくない。でも、理不尽すぎだろ!
震える声で、話しかけた。
「ど、どうすたら、ゆ、ゆるすてきゅれましゅか」
嚙み嚙み過ぎる
「死んで」
もう、覚悟を決めるしかないようだ
「分かった、今までありがとう」
覚悟を決め、飛び降りようとした瞬間、引っ張られた。
「もう一つ、選択肢がある」
「何かな」
「今日一日、今までの人生で私が最高に幸せと感じるように努力しなさい、してくれたら、考えてもいいよ」
別に死にたくない訳ではない。責任は感じてるし、でも、ちゃんと話はしたい。
誤解はもう解けない。
解は出ているのだから。でも、心と心で通じ合えばまた、きっと分かり合える、そう信じたい。
「……。り」
一言それだけで分かるまでになった俺らの仲はもう幼なじみを越えているのかもしれない
「りーくん!今日はよぉろぉしぃくぅねっ!」
「おう」
傷つけた分、泣かせた分、それを俺が幸せにすればいい。他の人にはできない。
俺にしかできなくて、それが俺の生きる理由だから
コーヒーカップはリア充の乗り物何だよ!と言われ10回乗った。くるくるくるくる回ってもうくるくるしかいえない
くるくる。
他には宇宙の奴とか、エレベーターとか、水の奴とか
乗っているときの彼女は楽しそうで、嫌なこと全部忘れていた。
【それでも俺は】第三部でした!
笑ったら負けです笑
また読んで頂けると嬉しいです!
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咲ヶ丘ゆづきでした!