虹
ある女性に恋をした
アルツハイマーの男の詩です
嗚呼雨がふればいつかはやんで
虹がかかるのに
涙が溢れても笑顔なんかでてきやしない
月は夜しか出ないぶん光を僕に届けるのに
君はずっといるのに僕の声はいつまでも届かない
太陽はずっと僕たちに光を与えて
暖かくしてくれるのに
僕は君が苦しんでいる時でも
何もしてあげることができない
どうしてだろう矛盾だらけで理不尽で
嘘だらけで
明日だって明後日だって
来なくても良くて
君の笑顔だって僕の記憶から
どんどん消えていく
ああ僕は僕は
作KEMONO