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序章



昔からココにいた。


雄飛がいて、高穂がいて、

園長さんがいて…


私は、家族の何も知らない。

知ってるのは、母が私を産んでくれたこと。

兄と父がいて、その名前。


それだけだ……。


顔も分かるのは、たった一枚の写真でだけ。


でも、私は家族がいないという悲しみに沈んだりしない。

だって、私が2歳のころからいないから…。


本当の家族の温かさは知らなくともきっとココはどこの家族より温かい。

そう分かってるから、私は悲しみに暮れない。

元気でいられる。

そう過ごしてきて、今年でもう、12年だ…。



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