時は解決してくれない
よく、時が解決してくれる、と言うが、ないと思っている。
時が解決する?
はぁぁぁ〜?
人の悩みや解決し難いことを、ただぼかしているだけだと思う。
もし、この言葉がその通りだというなら、長い時間をかけて、あれこれ悩み試行錯誤し、時にはどうしていいか分からなくなり立ち止まり、またやってみるうちに時がたち、やがて解決していくってことだと思う。
時が解決してくれるのかぁと期待して待っていても、そう事態は変わらないだろう。特に目標がある時はそれに向けて出来ることをするしかない。
だからあれこれやってみてなかなか思う流れにならない時に、絶望的な気持ちになりそうな時にかける言葉だと思う。
言葉って不思議だ。軽い気持ちで言うと、軽い言葉になり、気持ちを込めたら心に響く言葉になる。
さらには声をかけるタイミングでも変わってくる。
話変わって、
「バカ!」
って言っちゃいけないってよく小さい時にいわれた。
「バカ!」
にも色々なニュアンスがある。
ケンカして負けじと発する、「ばーか!」
母が半分呆れて、でも可愛いなと思って言う「バカねぇ。」
気持ちに気付かない恋人に言う「…ばか。」
熱くなっていたけどハッと冷静になった自分に言う「ばっかみたい。」
他にもたくさんあるだろう。
子どものうちは人にバカって言ってはいけませんで教わってそれを守れば良いかもしれない。
大人になってもその解釈しかないなら……ちょっと勉強した方がいい。
SNSで人の発言を拾って怒っている人は、相手の言葉を自分の解釈の範囲で怒っているように感じる。
あまり知らない人の話にカチンとくるのは何故だろう。
反対にあまり知らない人の話にもいい気持ちになることもある。
大人なら、腹を立てないで話して伝えられる人になりたいな。
強い言葉で打ちのめすより、論破出来るように。
これが私が色々考えてきて、たどり着いている今の考えだな。
時は解決してくれている。
地図が読めないおばちゃんでも大丈夫だな。
いつもの戯言だよ。