この世界について。
フードの男によると、この世界はパレット、シーク、アバ、と呼ばれる三カ国から出来ているらしい。
また、この世界では、僕がいた世界とは違い、魔法が存在しているらしい。魔法には、火、水、風、土、雷、の五大属性と光や闇、時、創などの特殊属性が存在し、特殊属性を持っている人は指で数えられるぐらいしかいないらしい。
また、魔法にもランクがあり、初級魔法、中級魔法、上級魔法、最上級魔法、古代魔法があるらしく、ランクが上がるごとに必要な魔力が増えるらしい。
また、魔物にもランクがあり、SSS~Eまであり、さっきの生物はBらしい。
また、この世界にはギルドと呼ばれる魔物を狩る為の組織があり、これもSSS~Eまでにランク付けされているらしく、僕を助けた男はSSランクで、名前はビスだそうだ。
2100年人口の急激な増加により、人類は土地不足に悩まされていた。
そこで、世界中の科学者達がこの問題を打開する方法を考えていたところ、ある科学者がこの世界を捨てて別世界に移住すればいいではないかという考えを提案した。しかし、それはあまりにもリスクを伴うため、実験台としてその科学者の息子を使うことにした。
そう・・・僕だ。僕は八神翔、16歳。父を科学者に持つ以外いたって普通の高校一年生。母を小さい頃亡くしているため、料理はじぶんでやっている。