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幻想奇譚

ペルシャ調で朝食を

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

タイトル付けに迷う毎日です。

早朝、本日はGW最終日で御座います。そこでふと思った事、馴染みの土地で、終わりを迎えたい。そう思った事がきっかけで御座います。そうしましたら、別の思いが思考を横切った事を思い出しました。

もしかしたら、あのお店は開店している時刻かも知れない。と。

赤煉瓦で覆われた外観に、硝子貼られた扉。そこを潜れば正方形の空間が広がっております。

店内は思っていたよりも小型に纏まっており、ほぼ全てがテーブル席。国王様がお使いになられそうな高貴なソファは、まるで絨毯そのものを縫い付けたかのよう。テーブルは全て大理石で作られており、指を滑らせると、滑らかな感触が致します。

ふと真上を見上げると、花の雄蕊の様にくるりとうねったシャンデリアが目に入りました。周りを彩るのは、ギリシャ調の彫刻。何時までも拝見出来ます。

しかし店内を流れるのはクラシックではなくジャズ。そのギャップがこの空間を際立たせている様で御座います。

時刻はまだ午前、えぇ、まだ午前なのです。昼食にはまだ早く、朝食には早く。所謂、ブランチと言っても過言ではないお時間。ですので、モーニングをお頼み申し上げます。

暫く店内を見回して、ただこの空間に溶け落ちる感覚を体全体で感じていた時の事、お先に珈琲が届けられました。

真っ白なカップとソーサー。中には柔らかな黒が満たされております。それではまず一口。あっさりとした苦味から始まり、口の中で転がすうちに深い苦みへと変貌致します。深く、深く、それにそこはなく。かと思えば、喉を下った頃合にはふわりと余韻だけを残して消えてしまわれます。そして唾液と混ざった後に齎されるのは、仄かな甘み。酸味は僅かに感じる程度でそこまで感じるものではありません。

喫茶店によって、此処まで個性が出るのは面白いと思うのですよ。

さて、私は何処へ向かいましょう。まだ訪れてない博物館でしょうか、それとも、古本の街でしょうか。

朝起きました。時計を見ました。絶望的な時間でした。

いっけなーい!! 遅刻!! 遅刻!!

から私の最終日は始まってます( '-' )


あと一日、開店時間に気がつけていれば……。


まぁ、結果オーライっす!!


珈琲苦み強めでしたね。

苦味強めの珈琲の良いところは、飲んだ後。

舌で味わうと甘いんです。得意な人がお好きな味。


ちなみに、トーストの描写がないので、此処で。

分厚いの頼んだら、想像の3倍厚いのが飛んできました。

バターたっぷり。噛む程にバターの甘み。ジャムなど要らぬ( '-' )

そんな味。冷めてもやぁらかいんですよ。モッフモフ。


行列の出来るお店なんで、味の保証はバッチしです。


今日は何処へ行きましょうか。

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