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四話 転生チート

チート魔法ができた俺はフレデリクに言われ勉強を開始するが…

「えっと?」


「ですから、今日から私フレデリクがカイル様に勉強をお教えするようにとカリン様から命じられております」


「母様が?え、でもフレデリクは母様の専属で…」


「小一時間程度です」


(まぁ、ここの勉強は将来のためになる。知識はあった方がいいよなぁ)


「ん、じゃあ何からやる?」


「今日は算術からどうでしょうか?」


「えーと算術って算数のこと?」


「サンスウですか?」


「あ、いや足す引くのこと?」


「まぁ、そうですね。カイル様にはまだ全然早いのですが。」


「まぁ、一応王族の端くれだからね」


「そんなことは…いえ、なんでもありません。算術は基本10歳から学園で取り組みます。王族や貴族でも早くても8歳からでございます。しかしカリン様がカイル様ならできると思うとおっしゃったので」


「ねぇ、俺足す引くぐらいなら簡単にできるよ」


「算術を理解しているということでしょうか」


「うん、簡単じゃない」


「ではこれを足すと」


両手で4と2を出すフレデリク。


「6でしょ?」


「正解でございます、では引くと?」


「2だよ。それくらい簡単だって」


この世界はどうやら学問が進んでいないようだ。


「特待生になれますね」


「それだけでなれるならヤバいよ」


「カイル様?」


ヤッベ声に出てたわ。


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