亜人という理由で不当な扱いを受けていた最強の騎士。辞めると言ったら追放されたので帝国で一からやり直す

　幼い頃、王国の騎士に命を救われた亜人のカルナは、自分も弱き者を守りたいと思い王国の騎士になる。しかし、亜人という理由で不当な扱いを受けることに。
　魔王軍と一人で戦わされ、武功を立てても騎士団長に横取りされる。騎士たちからは「トカゲ女」と蔑まれ、民たちからも後ろ指をさされてしまう。
　それでもカルナは必死になって頑張ったが、ある日騎士団長に「やる気がないならやめちまえ」と言われてしまう。
　ここが辞め時だと思ったカルナは、言われた通りに辞めますと言ったら国外追放されてしまった。
　仕方がないので帝国に行ったカルナは、そこで一からやり直すことを決める。

　一方で、最強の騎士だったカルナを失った王国は、魔王軍の侵攻を食い止めることが出来ず――ー