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ライトノベルツクール  作者: 齋藤翔
10/34

守人

2019/7/24/19:54


 一年一組の教室。


 その中では、図体のでかいあの男がキララを脅迫していた。前に一緒にいた男二人はいない。帰宅したようだった。


「僕と付き合ってくれよ~」

「嫌よ」


 キララは自分の席について足を組み、堂々とした態度で会話している。


「じゃないとシクラくんを殺しちゃうよ~」

「やってみなさいよ」

「本当に殺しちゃうよ~」

「だから、やってみなさいってば!」

「嘘だよ~。殺さないよ~。そんなことしたら、俺が警察に捕まっちゃうじゃないか~。ねえ~、付き合っておくれよ~」

「だから、嫌だってば」


 そんなやり取りがどれくらい続いていたのだろうか。


 キララの顔には疲れの色が見て取れた。


 男はにやにやと笑っている。


 僕は教室のど真ん中に忽然と現れた。バチバチと電気が起こり空間に歪みが生じる。


「誰を殺すんですか?」

「は?」

「え?」


 男とキララは同時にこちらを振り向いた。


「こんにちは、シクラです」

「シ、ク、ラ?」

「シクラくん?」


 僕は男に向けて手を伸ばす。そして唱えた。


「スタンガン!」


 魔法である。


 強圧の電流が空気中を走り、男のクビを襲った。


「ガッ!」


 男は感電し体が震えた。バチバチと電気が起こり、制服の焼け焦げた臭いが室内に漂う。彼は床に倒れた。びくびくと痙攣し動かなくなる。


「シクラくん!?」

「こんにちは、シクラです。キララさん、ただいま参りました」

「どうしたの? 今の? 魔法よね?」

「魔法、知っていらっしゃるのですか?」

「知っているも何も、この町で知らない人はいないと思うけど」


 僕は首をかしげた。しかしすぐに思い直す。


「キララさん」

「は、はい」

「貴方を、お守りします」

「は、はぁ」

「好きです」

「はい」


 彼女はしゃんとして居住まいを正した。


「それでは、失礼いたします」


 僕は右手を上げた。自身の体がまた電気に包まれ透明化する。


 僕は消えた。


「なんなのよ、今の。シクラくん?」


行き当たりばったり感、半端ないですね~。


どうも、ショウです。今日のお昼に書き始めたばかりですが、なんとアクセス数が100を超えました。うれしいことですね。読者さま本当にありがとうございます。そして、部数は10行きましたかね。


まだ続くと思いますが、今夜は続きを書こうかどうか、いま思案中です。もし無くともがっかりしないでくださいね。今日は頑張った方です^^

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