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結晶の魔術師  作者: 古口 宗
作品のまとめ
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地名とその関係(随時更新あり。)

◆魔界

大陸の南を覆う人類の生活圏外。海を介し西にも広がっている。詳細は設定集参照。


●アナトレー連合国

大陸の東の国。ここから北は天を貫く様な山脈、東は砂漠が広がっている。つまり、最北の地。また、人類の生活圏の東の端でもある。縦に長い国土は、連合の歴史からなる。

多くの諸国が、悪魔に対応するため集まった国。つまり、その他の皆様。


○エーリシの街

アナトレー連合国の商業都市。アラストールが進行したため、ソルが来た頃には最南東の街。

大規模な傭兵団と、その拠点があり多くの技術が集まる。端なのにそれだけ戦力が集中するのは、悪魔や獣人、魔獣等が南から来るためである。


○メガーロ中央都市

アナトレー連合国の南北を隔てる要塞都市であり、南の商売の活発な草木の少ない土地、北の霧が立ち込める樹林の地域、この二つの交流を操作し、情報と兵力を統括する街である。

帝国であった頃の統制力と兵力、武器の生産ラインや立場を利用し、アナトレー連合国の第一席をもぎ取り、依然として君臨している。


○タフォスの街

アナトレー連合国の東の端、中央区に位置する街。南の土地ではあるものの、メガーロの付近はかつての戦争の歴史故に街が少なく、交流は薄い。

陰気で物静かな雰囲気は墓所を思わせる。街の一角には不気味な石像が集まる土地があるが、彫刻事業は行っていないようだ。様々な行き場を失ったもの達の集まる、東の最後の集落と言われている。


○タクスージ交錯路

アナトレー連合国は、メガーロを境に北部と南部に分けられる。その南部の中央都市……というか、キャンプ。

乾燥し、岩や土が目立つ土地では休憩が求められる。大きな泉に平坦な土地、周囲の岸壁と、自然に休憩するキャラバンが集まった結果、生活の基盤が出来上がった場所。アナトレー南部の至る所へと続く道(中には踏み慣らされただけのルートも含む)は、旅をするものや行商人にとって欠かせない場所になった。


○アスプロスの街

別名《白磁の街》。かつては美しい宗教国家だったが、焼き滅ぼされた今は見る影は無く、エーリシの南で寂しさに埋もれている。剣と盾、大きな槌、弓などの扱いに長けた騎士団がおり、守りに秀でたその騎士団は、その国の両翼としてこの大陸の南部で名を馳せていた。

清く、気高く、美しい。そんな言葉で飾られる事が多かったが、ある事件で国が滅び、アナトレー連合国の結成を見ることなく、エーリシ公国に吸収合併されたと聞く……地下に凄惨な光景が隠されていると噂されている。


○ブロス地区

アナトレーの北側、ケントロンの北部森林の東に位置する樹林の一角。人が点在するその森の中で、一般には明確な場所は知られていない場所であり、アゴレメノス教団の総本山と言われている。

日が差し込まず、北の大山脈から吹き降ろす寒風が厳しいその森で、場所を知らないことは珍しい事でもなく、実在は信じられている。


●ケントロン王国

大陸の中央部にある国。北は樹海、その先に天を貫く様な山脈。東にアナトレー連合国、西に新生の国がある。南に獣人の中央があり、僅かながら交易もある。

しかし、未だに獣人は捕まったり殺されたりも多く、返り討ちで死ぬ人間も多々いる。個人単位ならばともかく、国単位で獣人と分かり会える訳ではない。


●テオリューシア王国

大陸の西の国。ここ数年の新境地。前作の舞台でもある。

南東に獣人の国、西の海にはレヴィアタン、南からは魔界の侵食と大変な国。しかし雄一の海産資源を持つ国であり、新技術(魔術含む)も多く、需要は高いため西の人は集まっており、世界的な注目もある。


●獣人の国

獣人に国と呼べる場所はここしかないため名前はない。ケントロン王国の南に位置し、ここから南は魔界と荒野位の物。西もレヴィアタンの影響で魔獣の生息域が広がっている。

東は多くの集落があり、様々な獣人が暮らしている。中央にいるのは今なお国であった時代を忘れられない者達だ。


◇賢者の塔

魔界に程近い樹海の中にある。アナトレー連合国の南に位置し、僅かに西にずれている。三章時点で魔界には既に呑まれている。しかし、マギアレクやソルが無駄に強固に補強してきた過去によって崩れる心配は無い。


挿絵(By みてみん)

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